滝口雅子
1967年12月、埴輪から刊行された滝口雅子(1918~2002)の第4詩集。著者は朝鮮京城生まれ、刊行時の職業は国会図書館司書。 詩集「見る」は「蒼い馬」「鋼鉄の足」「窓ひらく」に続く私の第四詩集です。一冊の詩集を出したあとは休息に似た感情が今まではあ…
1963年12月、昭森社から刊行された滝口雅(1918~2002)子の第3詩集。装画は三岸節子。著者は朝鮮・京城生まれ、刊行時の職業は国会図書館司書。 これは私の第三詩集である。この詩集はもっと早く出すつもりであったが、準備の途中で室生犀星氏が亡くなられ…
1981年2月、青土社から刊行された滝口雅子(1918~2002)の第6詩集。装幀は高橋順子。 目次 子供とリンゴ 長崎 一九七八年夏 病気のひと 花のみち かさねる 赤煉瓦の家 81歳 難民の児 ケニヤの子供 回想の玄界灘 わたしは今も 孤心 星あかり おばあさん 三月…
1971年10月、彌生書房から刊行された滝口雅子(1918~2002)のエッセイ集。 目次 晩年の室生犀星 ある日ある時 早春の死 詩をめぐって 四枚の葉書 追憶の三好達治 文章会 別れ 伊豆の旅 「三好達治之詩碑」 旅立ち 追分と堀辰雄 四つの肖像 埴谷雄高氏のこと…
1955年4月、書肆ユリイカから刊行された滝口雅子(1918~2002)の第1詩集。装幀は木原孝一。画像は裸本。著者は朝鮮・京城生まれ、刊行時の職業は国会図書館司書。 この詩集には、一九四六年から一九五四年の約九年問の作品のなかから選んだものを収めました…
1960年3月、書肆ユリイカから刊行された滝口雅子(1918~2002)の第2詩集。第1回室生犀星詩人賞受賞。著者は朝鮮・京城生まれ、刊行時の職業は国会図書館司書。 一九五五年五月に「蒼い馬」を出してから五年たった。そのあとがきで私は、水のなかから出てい…
1974年9月、サンリオ出版から刊行された滝口雅子(1918~2002)の第5詩集。現代女性詩人叢書13。装幀は栃折久美子(1928~)、解説は大岡信(1931~2017)。 『白い夜』は私の五冊目の詩集です。 第四詩集以後今日までの作品のなかから選びました。 この時期…