2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

後裔の街 金達壽

1949年5月、世界評論社から刊行された金達壽(1919~1997)の長篇小説。 目次 後裔の街 作者のおぼえがき 推薦のことば 藏原惟人 この本のこと 小田切秀雄 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

B級詩人のつぶやき 黒川洋

1996年2月、皓星社から刊行された黒川洋(1943~)のエッセイ集。装幀は石澤義裕。 目次 戯謡歌・あるいは平成音頭 『人間病患者』・遠地輝武詩集 『列島』以後の労働と詩についてのメモ 『執念の牡牛』・伊豆太朗論 自律の飢餓・まちえひらお論 伝達幻想な…

朝のいのり 山本沖子詩集

1979年4月、文化出版局から刊行された山本沖子の第2詩集。第4回現代詩女流賞受賞作品。 『朝のいのり』は、私の第二詩集です。 第一詩集『花の木の椅子』(新版、昭和五十二年)の末尾の詩と、『朝のいのり』の最初の詩とのあいだには、ほぼ三十年の歳月のへだ…

おからだ 山本沖子詩集

2004年10月、踏青社から刊行された山本沖子の第6詩集。 目次 Ⅰ 手袋 過去 日曜日 夕日 おからだ ふじ子 ガラス瓶。 生け垣 談話室 Ⅱ 縁側 死 幽霊 浮世絵 『資本論』 軍艦マーチ 少女 物件説明書 鍵穴 Ⅲ エンパイア・ステート・ビル 手紙 サーカス 椿先生 窪…

百合売り 山本沖子詩集

1991年7月、踏青社から刊行された山本沖子の第5詩集。 目次 Ⅰ若狭 若狭の夏 河のある小さな町 百合売り 私の地図 土人形 盆景IO 花の木まで 言葉 鬼灯 絹のソックス 消えた風景(一) 消えた風景(二) 夕日を縫う Ⅱ散歩 駅の裏通り リサイクルショップ ガラ…

生徒と鳥 高良留美子詩集

1958年2月、書肆ユリイカから刊行された高良留美子の第1詩集。表紙・カットは高良真木。 わたしはこれらの詩の大半を一九五六年と五七年に書いた。五六年の夏から五七年の二月までフランスに旅行した間に書いたものが多い。「抱かれている赤ん坊」「公園で」…

ある街の観察 浜田優詩集

2006年8月、思潮社から刊行された浜田優(1963~)の詩集。写真は堀田展造、装幀は伊勢功治。付録栞は松浦寿輝「鎮められず、浄められず――浜田優『ある街の観察』」。 目次 (土手 AM5:55) (河川敷 AM6:32) (駐車場 AM6:50) (ホテル前 AM7:28) (橋 AM7:33) (…

精霊の家 中野秀人

1948年1月、真善美社から刊行された中野秀人(1898~1966)の長編小説。著者自装。 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

世界の王 ルネ・ゲノン

1987年10月、平河出版社から刊行されたルネ・ゲノン(1886~1951)の思想書。翻訳は田中義廣(1950~)。装幀は中垣信夫と島田隆。 目次 Ⅰ世界の王 ルネ・ゲノン 西洋における「アガルタ」の概念 王位と教皇位 「シェキナー」と「メタトロン」 三つの至高の…

夜が振向く 野田理一詩集

1985年9月、思潮社から刊行された野田理一(1907~1987)の詩集。 目次 間をおくらせるメリスマ 図面の興亡 地上のパラダイス ミステリー 不明の一ページ 歴史のなかで 冷めないでいる匙 多層な時間 火のなかには書けないこと 遠くにあった距離からの手紙 現…

暦の王 高橋睦郎詩集

1972年11月、思潮社から刊行された高橋睦郎の長篇詩集。装本・コラージュは金子國義。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

少年 田中美千代詩集

1989年5月、地球社から刊行された田中美千代(1949~)の第1詩集。装幀は新井豊美。 白い紙を見ると胸が騒ぐほど、幼い頃から書くことが好きでしたが、詩はほとんど書いたことがなく、秋谷豊先生の詩の教室で、初めて現代詩の一から教えていただきました。 …

赤い襟章 松山達枝作品集/伊藤信吉編

1991年5月、青磁社から刊行された松山達枝の作品集。編集は伊藤信吉。挿絵は松山文雄。 目次 赤い襟章 バス車掌の朝 戦いの前に バスの中で 妹よ、帰れ! やられた友に 語註伊藤よしえさんを偲んで 戌谷春松作品集に添える回想 伊藤信吉伊藤ヨシエ略年譜覚え…

ブルーノート 管耕一郎

1985年4月、私家版として刊行された管耕一郎(1949~)の日記体小説。 登場人物 智明 慎平 清子 祖父(又は宋江爺さん) 妹則子 妹良子 K叔母 正木君 作家の鄭氏 斎東君(又は詩人) 女神F 賭博狂 湛八(又はジャズ狂) 銀次 母(又は矛盾の女王) 私 日本の…

花首 岩崎迪子詩集

1984年3月、思潮社から刊行された岩崎迪子の第2詩集。装幀は菊地信義。「叢書・女性詩の現在」6。 目次 ・川の音 川の音 尾形橋 多摩川 残水 夏の川 ・乳房 音の流れのなかで 乳房 釘 縄 日の声 砂時計 花首 湯の中で 見えない声 乳房に夢が泳ぐ ・欅橋まで …

空 堀場清子詩集

1962年6月、冬至書房から刊行された堀場清子(1930~)の第2詩集。題字・画は丸木俊子。 目次 1 その空が 影 道 少女 その音はなにか 焔 2 CHANSON REQUIEM ここは女のモルグです 夜の丘 獣 3 八月 島の話 臨時雇 灯 春 霧の国 NDLで検索Amazonで検索日本…

素描、その果てしなさとともに 吉田広行詩集

2006年12月、思潮社から刊行された吉田広行(1958~)の第4詩集。付録栞は田野倉康一「寄る辺ない僕たちの『世界』を埋め尽くしてゆく」。 目次 Ⅰ 来るべきしろいノートのための、素描 永遠と一日 夕暮れ/歌う光/その角度で 草、ぼうぼうと モラ、あるいはい…

朝の地平 中川幾郎詩集

1972年7月、山梨シルクセンター出版事業部から刊行された中川幾郎(1946~)の詩集。 目次 Ⅰ 鳥 朝の地平 異郷 けものたち 異邦人 Ⅱ 竹と光 薄明 薔薇 影の橋 塩の荒野 阿修羅 Ⅲ 原生樹林帯にて 単独行 登攀あるいは祈り 黙示 雪稜*** 覚書 NDLで検索Amaz…

盲導犬 朝倉宏哉詩集

1973年6月、崙書房から刊行された朝倉宏哉(1938~)の詩集。装幀は荒木幹夫。 目次 Ⅰ お祭り 馬 きつね 降誕祭 ほたる天国 三陸沿岸大火 愛 Ⅱ 仮面 声 千の日と夜 カッコウ 一粒の籾 室戸岬 死神 終電車帰り 喧嘩 酔いどれ Ⅲ おあしす 花ひらく 胎動 加曽利…

スプレィ・マム 藤本真理子詩集

1994年10月、銅林社から刊行された藤本真理子(1947~)の詩集。 目次 霧の母 鈴の音 毬の間 冬の旅 月 雪がたり ゆき道 薫りの道筋 鈴虫の館 瀬を渡る 初瀬詣で 泉 無憂樹 四季の天使 ワニになりたい子供のおはなし 朝の匂い 薄暮 アマデウスの午後 夜想曲…

融点ノ探求 鈴木志郎康詩集

1983年7月、書肆山田から刊行された鈴木志郎康の詩集。装画は若林奮。 目次 口に入れてうれしい リズム 顔 刃 鉄塊 性交機械へま太い思い 指先払い 声のいま 行ったら、そのまま 正座 切手 語り、息つぐ 顔の群れ においあい 喉笛 比例電車 光を手放す 一夜…

相聞 柏木よしお詩集

1972年3月、不動工房から刊行された柏木よしお(1928~)の詩集。題字は篠田昭二、装幀は出岡実。第12回中日詩賞作品。 目次 Ⅰ 母 挨拶考 門 犬 相聞 1伝言板 2言葉 3こおろぎ 4邂逅 5川 終着駅 樵夫のうた 木陰 鳥 鬼二章 駱駝 祭 道 方位 Ⅱ 家族 1秋…

独居の女 戸川静子

1958年9月、第一文芸社から刊行された戸川静子の短編集。装幀は高木雅章。「光と影の青春」は第11回直木賞参考候補作「若き日の頁」を改題・改稿したもの。 目次 独居の女 光と影の青春 晩秋 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

れくいえむ・迷宮紀行 常石三郎詩集

1973年7月、国文社から刊行された常石三郎の詩集。 目次 哀歌伴奏 塚本邦雄 青年無惨の章 鎮魂歌――プールサイドで Cの弁証法 異次元の息子のために――死の音による墓標銘 鎮魂歌――歴史閉づるとき 上記機関車 息子 真尽初春虚仮寿詞 お前のためのOSTEOLOGIA お…

防雪林 長尾登詩集

1974年5月、無限から刊行された長尾登の詩集。 目次 風 天 雲 冬の旅 水 芒原の奥 イソップ物語 鳥葬の国 こぶしの花 地球 花 遠い日の果実 払暁 焚火のほとり 生 形成 道 痛み 新しい冬 墓碑銘 亀 償い 伝達 一途 士魂 慰撫 男の帰路 移住 父 数学 木椅子 …

地の星座 住井すゑ

1963年6月、汐文社から刊行された住井すゑ(1902~1997)の児童小説。装幀、挿絵は久米宏一(1917~1991)。画像は函欠本。第4回日本児童文学者協会賞候補作品。 目次 一 ふるさとの山 二 母 三 青いからたち 四 雨 五 岩がえる 六 ホーム・ルーム 七 夢悪の…

業 麻木千鶴子詩集

1973年5月、私家版として刊行された麻木千鶴子の詩集。イラストは折本秀則。 目次 こころ ゆめ 四行詩 蒸発 鏡 おじいさんへ あこがれ おもいで 五行詩 業 自滅 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

朝ひらく花 村井和子詩集

1955年5月、塔影詩社から刊行された村井和子の詩集。装画は田坂ゆたか。 目次 序 河井醉茗 琴座 オリオン星座 琴座のリユーラ 夜の桜 地相 かくれてゆく水 氷結 瑪瑙 蜥蝪 ことしの晩秋 あらしの前 かおり はつなつ 晩夏 秋の海 白磁 花屋の前で 春 春の朝 …