阿部岩夫
1986年6月、思潮社から刊行された阿部岩夫の第7詩集。表紙・本文デザインは芦澤泰偉、表紙CGは山口高。附録は栞「織詩ノート」。 目次 三月十日、少女が 鳥が襲う日 日に雨戸を閉め 醜い夢の像 町の四つ辻を夢が走る 三面鏡の声 橋の下 夢の中を女狐が走る …
1988年10月、思潮社から刊行された阿部岩夫の第10詩集。装幀は加賀美勣。第19回高見順賞受賞作品。 この詩集に収めた作品は、一九八五年八月から一九八六年八月までの間に「ベーゲェット氏」(語らぬはずが)として書いたもので、全て「淼」(びょう)に発表した…
1979年10月、国文社から刊行された阿部岩夫(1934~2009)の第2詩集。装画は加賀美勣、装幀は三嶋典東。 この詩集は、第一詩集『朝の伝説』以降、一九七六年から一九七九年 までのあいだに書いた作品から選び構成しました。 これらの作品は、みな自画像のよ…
1983年3月、書肆山田から刊行された阿部岩夫(1934~2009)の第4詩集。 この二篇の長篇詩は、一九七六年から一九八二年までの間に少しずつ書いたもので、詩集としては、『不羈者』(一九八一年)につぐ四冊目のものです。「月の山」は『文藝』に、「赤き川」…
1985年10月、れんが書房新社から刊行された阿部岩夫(1934~2009)の第5詩集。装幀は宮園洋(1942~2001)。第4回現代詩人賞候補作。 この詩集の作品は、一九八二年一月三十一日から一九八三年一月十五日mでの間に日記体連作「旅の夢に踞る軀」として書いた…
1981年7月、永井出版企画から刊行された阿部岩夫(1934~2009)の第3詩集。装画は加賀美勣。第15回小熊秀雄賞受賞作品。 これらの作品は、みな自分の体験を引き金にして書いたものです。ささやかな思想的な行為も、気がついてみると、犯罪としてあつかわれて…
1987年11月、書肆山田から刊行された阿部岩夫(1934~2009)の第7詩集。 この詩集の先品は、一九八一年七月から一九八六年十月まあでの間に新聞や文芸誌、詩誌などに発表してきたものです。詩集としては、織詩『十月十日、少女が』(一九八六年・思潮社)に…
1976年5月、朔人社から刊行された阿部岩夫(1934~2009)と福田好孝の詩画集。 この本の版画「うみねこのうた」は、一九六二年、当時八戸市鮫中学校の卒業生でつくられた、はまなすの会制作の「うみねこのうた第三集」と、その前年につくられた「第二集」の…