水橋晋

沈黙の森 水橋晋詩集

2007年3月、成巧社から刊行された水橋晋(1932~2006)の遺稿詩集。装画は著者、装幀は長浜宏。著者は滑川市生まれ。 目次 処女詩集「三つの夢」(1949) 序 高見裕之 ・三つの夢 序曲 情熱 朝明ける時 停滞の機構 乞食 浪音 廃園 虚弱病者 生ける彫刻 ・第…

風の中で 打越美知詩集

1957年11月、二元社から刊行された打越美知の詩集。 ここに集めた作品は一九五五年の夏から翌五六年の冬にかけて書いたもので、ほとんどが「アルビレオ」「三田詩人」に発表したものです。一部・二部・三部と分けたのは製作順ではありません。作品によせた、…

大梟を夫にもった曾祖母 水橋晋詩集

1996年11月、成巧社から刊行された水橋晋(1932~2006)の第5詩集。装画装幀は藤林省三。第15回現代詩人賞受賞作品。 目次 開 日譚月譚 霧降る庭の鮭 祝婚譚 流星に撃たれる鮭と梟 酔夢譚 きのこ狩り 《決着ハマダツイテイナイ 夢断片 お茶の時間 曾祖父・大…

共棲変夢 水橋晋詩集

2001年8月、成巧社から刊行された水橋晋の第6詩集。装画は水橋晋、装幀は藤林省三。 目次 はじめに はじめ 牡蠣に棲む 柿の木に棲む伯母Ⅰ 黒鯛が棲む 鳥の男 ムラサメモンガラが噛む ピロリ菌への嘆願 従弟とハコフグと 果実の女 沖の娘 梟の従姉 「鳥が谷」…

はじまる水 水橋晋詩集

1983年8月、神無書房から刊行された水橋晋(1932~2006)の第3詩集。装幀・装画は藤林省三。 「水」を主題あるいは副題として五〇プラス一篇の作品をまとめました。洒落にもなりませんが一九八三年、五〇から五一歳になる私の年令にあわせた作品数です。 こ…

悪い旅 水橋晋詩集

1980年7月、沖積舎から刊行された水橋晋(1932~2006)の第2詩集。装幀・装画は藤林省三。 もの書く所業はもともとうしろめたい、というよりあるいはとりかえしのつかない恥の所業に思えます。中世まで欧州国では、もの書きはその領主にたいして献辞を添えて…

海で朝食 水橋晋詩集

1980年、神無書房から刊行された水橋晋(1932~2006)の第1詩集。装幀・挿画は藤林省三。 海とのかかわりのなかで書いた作品をまとめました。これらの作品は、畏友江森國友氏の個人雑誌「南方」への同人としての誘いがなかったら、おそらく書かれなかったで…