その他評論評伝

女神たち神馬たち少女たち 松下カロ

2016年1月、深夜叢書社から刊行された松下カロ(1954~)の評論集。装幀は高林昭太、カバーは恩地孝四郎「飛行官能」より。著者は東京都出身。 目次 Ⅰ 女神たち 内なる異端 女性句の中の鬼 象を見にゆく 言語としての津沢マサ子論 疑う言葉 沼尻巳津子論 病…

黎明期の女流俳人 中嶋秀子

2001年11月、角川書店から刊行された中嶋秀子(1936~2017)の評論集。装幀は熊谷博人。 目次 はじめに 杉田久女 橋本多佳子 竹下しづの女 長谷川かな女 阿部みどり女 杉田久女ノート 黎明期の女流達 初出一覧 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で…

山村蘇門 近世地方文人の生涯  今田哲夫

1988年6月、郷土出版社から刊行された今田哲夫(1904~?)による山村蘇門(1742~1823)の評伝。 目次 序 長野県教育委員会教育長 村山正序 成城大学教授 尾形仂第一章 清音楼詩鈔のこと第二章 岐岨の系譜第三章 江戸における蘇門第四章 三十韻唱和第五章 …

ものと言葉 現代俳句眺望 大関靖博

1988年10月、ふらんす堂から刊行された大関靖博(1948~)の評論集。 目次 Ⅰ 有情滑稽礼讃 俳句の復権 暗喩の創造 今日の俳句雑感 遊びをせんとや生れけむ 一九八四年的山崎十死生論 物・言葉・自然 一本の布 芭蕉とワーズワース Ⅱ 吉田汀史論 汀史巡礼 汀史…

現代文学の底流 日本農民文学入門 南雲道雄

1983年6月、オリジン出版センターから刊行された南雲道雄(1931~)の評論集。写真は小見重義。著者は新潟県生まれ。 以前から集めていた農民文学史の資料整理を兼ね「農民文学史資料ノート」と題し、当時月刊で発行されていた日本農民文学会の機関誌『農民…

涙した神たち 丸山薫とその周辺 八木憲爾

1999年10月、東京新聞出版局から刊行された八木憲爾による丸山薫と四季メンバーの評伝集。装幀は武田壮一朗。 目次 ・その周辺 秋風記――「借金の天才三好達治」桑原・吉村論争 傾蓋(けいがい)記――尾崎士郎と丸山薫 夕映記――大木実、哀切の生涯 サングラス…

田畑文學との歳月 渡辺利喜子

2003年9月、武蔵野書房から刊行された渡辺利喜子(1930~)のエッセイ集。著者は田畑修一郎研究者。 田畑文学を追究し始めてから、もう二十年を越えてしまった。隣りに住んでいたというだけで、著書ひとつ、雑誌一冊も持っていなかったので、最初の二、三年…

赤黄男幻想 秦夕美

2007年7月、富士見書房から刊行された秦夕美(1938~)による富澤赤黄男論。装幀は田中淑恵。 富澤赤黄男の俳句に出会ったのは、昭和四十年代のなかば、私は三十歳を過ぎていた。当時、所属誌「鷹」の二十代を中心とした同人誌「あいえ」が出され、紅一点と…

真珠の人 小説北畠八穂 金丸とく子

1996年9月、北の街社から刊行された金丸とく子(1930~)による北畠八穂の評伝小説。装幀は相馬茂。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索Yahoo!オークションで検索メルカリで検索

ユーカラ邂逅 アイヌ文学と歌人小中英之の世界 天草季紅

2018年7月、新評論から刊行された天草李紅の評論集。 目次 Ⅰ 天空の風に吹かれて追想 沙流(さる)川のほとりで 「わが北のための断片」考 小中英之歌集『わがからんどりえ」の生成 Ⅱ バチラー八重子頌「若き同族(ウタリ)に」小論 遊星北斗の短歌 「ある老…

偏向する勁さ 反戦詩の系譜 井之川巨

2001年12月、一葉社から刊行された井之川巨(1933~)の評論集。装幀は萩原秀子。 目次 Ⅰ 小野十三郎 短歌的抒情の否定 壷井繁治 反戦詩人か戦争協力詩人か 金子みすゞ 弱者にそそぐ目の確かさ 李陸史 朝鮮独立運動で獄中死 新井徹 朝鮮から追放された詩人 …

想像力の流域 西日本の詩時評 柴田基典

1984年10月、西日本新聞社から刊行された柴田基典(1928~2003)の評論集。装幀は宮川和。 目次 Ⅰ 詩時評 ・昭和五十三年 豊かさのなかの空洞 詩人は孤立するか 清澄とまんだら 石村通泰「水唱」 金丸桝一「日の浦曲・抄」 八幡黎二「石の情話」 美村幹「大…

逸見猶吉 火襤褸篇 尾崎寿一郎

2006年12月、漉林書房から刊行された尾崎寿一郎による逸見猶吉(1907~1946)の評伝。写真は八木祥光と林完次。 目次 第一章 満洲に渡るまで 死者へのひとり言 船水清の二つの回想記 『詩と詩論』第三册の出現 見返しに描かれた自画像 東北女子短期大学図書…

アイヌの世界に生きる 茅辺かのう

1984年9月、筑摩書房から刊行された茅辺かのうによるアイヌ女性の聞き書き。 目次 はじめに 十勝へ 一人暮しのおばあさん 生い立ち 鹿皮のケリ 畑仕事に馴れる 実母よりもアイヌの母を 結婚 アイヌ語が甦った アイヌ語の世界(1) アイヌ語の世界(2) 冬の…

ポエムの虎 2003秋吉台現代詩セミナー

2004年12月、海鳥社から刊行された「ポエムの虎2003秋吉台現代詩セミナー」の記録。編集は「ポエムの虎」実行委員会。カバー装画は森山安英「ストロボインプレッション21」。 目次 開会の挨拶 実行委員長 北川透 第1部 私の詩を語る ■トークと朗読1 口語自由…

朝鮮・言葉・人間 長璋吉

1989年10月、河出書房新社から刊行された長璋吉(1941~1988)の評論集。装幀は田村義也。 目次 Ⅰ言葉・生活・風土 「コバウ」の表情に関する一考察 韓国の風土と暮し 厳粛主義とひげの李章熙 サーラム国のジレンマ 「抜き書き」というのはほんとにむずかし…

森岡貞香『白蛾』『未知』『甃』の世界 わたくしの全身をこめたわたくしのうたを 言葉・エロス・少年 中野昭子

2004年11月、短歌研究社から刊行された中野昭子(1944~)による森岡貞香評論集。 目次 ・『白娥』について―なぜ少年の歌か 1、はじめに 2、「少年」の歌 3、「蛾」の歌が生まれるまで 4、蛾の歌(1) 昭和二十二年――蛾の歌の誕生・内部へ向かう視線 5、蛾の歌…

老いの愉楽 「老人文学」の魅力 尾形明子・長谷川啓編

2008年9月、東京堂出版から刊行された老人文学評論アンソロジー。編集は尾形明子と長谷川啓。 目次 はじめに ・女性/老いの創造力 老いのエロス 瀬戸内寂聴 いよよ華やぐ命なりけり――表現することのエロス 尾形明子 田辺聖子 「姥ざかり」シリーズの魅力――「…

美しき街に死す 回想の南川潤 朝倉稔

1982年3月、あさを社から刊行された朝倉稔による南川潤の評伝。 目次 美しき街に死す 作家的凜質と体力 忘れ得ぬ東京の面影 彩られた日々 東京の友人たち 終生の友人となった人 冬の夜の団欒 転居の前後 「緑地帯」発行の頃 崇高な幻覚 モデルになった女性 …

挑発する俳句 癒す俳句 川名大

2010年9月、筑摩書房から刊行された川名大(1939~)の評論集。カバーオブジェ制作は勝本みつる、撮影は松浦文生、装幀は間村俊一。 目次 はじめに 1 向日性と生命感に溢れる青春性 中村草田男『長子』 2 イメージと言葉の連想、攪拌 高屋窓秋「白い夏野』 3…

妙好俳人録平さん 瓜生敏一

1973年9月、春陽堂から刊行された瓜生敏一(1911~1994)による木村緑平(1888~1968)の評伝。木村緑平は医者。種田山頭火(1882~1940)を支えた。 目次 序文 萩原井泉水 はじめに 大山澄太 ・生い立ち 父・祐敬 母・タヲ 叔父及びいとこたち 叔母及びいと…

大名華族 蜂須賀年子

1957年10月、三笠書房から刊行された蜂須賀年子(1896~1970)の自伝。カバーはクレー「船のお祭り」、表紙は著者が刺繍した「シャンデリア」扉写真は蜂須賀家の鎧。 目次 まえがき ・幼い日の思い出 悲劇のヒロイン 知られざる秘密 三十人のお妾さま 悲しい…

私のアルス・ポエチカ 内海康也

2010年9月、書肆青樹社から刊行された内海康也(1931~)の評論集。カバー写真はヘゲソの大理石墓碑(アテネ国立博物館蔵) 、扉写真は前1世紀~後1世紀(ナポリ国立考古博物館蔵)。現代詩論文庫2。著者は樺太知取町生まれ。 目次 Ⅰ 詩人論 村野四郎・単独…

夢と戦争 「ゼロ年代詩」批判序説 山下洪文

2016年10月、未知谷から刊行された山下洪文(1988~)の評論集。著者は岩手県生まれ。 目次 序 ・夢と戦争 1 異界の変容 内田百閒、島尾敏雄、浮海啓 2 夢、言葉、主体 詩は何処にあるか 3 夢の現在、主体の行方 あるいはゼロ年代詩批判 4 夢と戦争の彼岸 偏…

次の世は虫になっても 最後の瞽女小林ハル口伝 桐生清次

1981年7月、拍樹社から刊行された桐生清次(1933~)による小林ハルの口伝。装幀は下嶋哲朗。 目次 まえがき 第一章 生いたち 寝間にいる子はいい子だよ 鍼医者なんかいやだ 瞽女にもらわれる 厳しいしつけ 五ヵ月かかった針みずとうし 米納津通い 初げいこ …

敗北の文学 宮本顕治

1946年6月、岩崎書店から刊行された宮本顕治(1908~2007)の評論集。 目次 敗北の文学 芥川龍之介氏の文學について 過渡期時代の道標 片山伸論 評価の科學性について 同伴者作家 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索メルカリで検索

帷子耀風信控 金石稔編

2024年10月、阿吽塾から刊行された帷子耀(1954~)に関する評論アンソロジー。編集は金石稔。写真は曽布川善一。阿吽文庫4。 目次 あら、た、ふと、……帷子耀に 吉増剛造 エピローグ―補講 髙橋源一郎 七〇年代前半の帷子耀と藤井貞和(S) 『現代詩手帖』「…

挑発ある文学史 誤読され続ける部落/ハンセン病文芸 秦重雄

2011年10月、かもがわ出版から刊行された秦重雄(1953~)の評論集。装幀は川本浩。カバー写真表は続「小島の春」を掲載した『婦人公論』、背は岡本起泉『東京奇聞』三編中、裏はハングル版『破戒』収録の『世界文学全集』(ソウル、正 音社刊、一九六二年、…

大阪と近代文学 小林豊

1989年6月、法律文化社から刊行された小林豊の評論集。 目次 まえがき 第一章 潮の遠鳴り~近代文学を彩る人々 佐藤春夫 「晶子曼陀羅」 第二章 〈大阪おんな〉の系譜 上司小剣「鱧の皮」 織田作之助「夫婦善哉」 第三章 ぼんちの世界 岩野泡鳴 「ぼんち」 …

詩人の生と死について 江森盛弥

1959年9月、新読書社から刊行された江森盛弥(1903~1960)の評論集。 目次 I 詩人の生と死について 空想と詩と生活と やっぱりわたしはひとりだった 同じ世代の詩人たちと サッコ・ヴァンゼッチ事件のあとで 大衆のなかへ! 山本忠平を忘れるな II 風刺詩人…