草野信子
1997年5月、ジャンクション・ハーベストから刊行された柴田三吉と草野信子の往復書簡集。 目次 森 柴田三吉 死ぬにはいい日だ ソウルの風 名を記す アンティ・ポリス 故郷 冬に咲く花 闇 人の地層 ムンクの夕焼け 詩に降り注ぐもの 千鳥ヶ淵で ブレた写真 ア…
2016年5月、ジャンクション・ハーベストから刊行された草野信子(1949~)の第7詩集。第35回現代詩人賞候補作品。 目次 夜があけると おだやかな美しい五月 その日まで 半球 ガソリンスタンド 実技練習 かぎ針一本 それからは にもつ 仮定法 仙台ゆべし 忘れ…
2006年10月、ジャンクション・ハーベストから刊行された草野信子(1949~)の第6詩集。 目次 吊り橋 版画家 セネガルの布 夢を聴く 伝言ゲーム 抱擁 小さきもの コップ 愛撫 十五才 店屋 中央線で キャベツ 午睡 自由通信社 舟 鳥かご 晩年 オンリエド 日本…
2003年12月、ジャンクション・ハーベストから刊行された草野信子(1949~)の第5詩集。表紙はたかのたかき「MUSICA MUNDANA」。第54回H氏賞候補作品。 目次 運動靴 桃 こども よろこびの痛み つくられた時間 爪の先まで 例示 朝のバッハ 場所 月曜日の朝 世…
1995年4月、ジャンクション・ハーベストから刊行された草野信子(1949~)の第4詩集。第6回日本詩人クラブ新人賞受賞作品。第46回H氏賞候補作品。 目次 戦場の林檎 かたち マンデラの白い花 読みかけの本 死者を数える インスタレーション 驟雨 問い 一椀の…
1990年1月、しんふくい出版から刊行された草野信子(1949~)の第3詩集。扉絵は土屋敦資、著者自装。 もう挨拶もすませたのに、なかなかドアが閉まらない間の悪さに押されるかたちで、「さようなら」と握手をしたことがあります。「眠いの?」と、そのひとが…
1987年2月、詩人会議出版から刊行された草野信子(1949~)の第2詩集。装画は立原あゆみ、装幀は頓所仁子。 書くべきことは――自分の貧しさに むち打ってでも 書かなくてはいけないことがある と思っています――他にあったはずです。編んでみて 改めて そう思…
1984年1月、視点社から刊行された草野信子(1949~)の第1詩集。装画は立原あゆみ。第13回壺井繁治賞受賞作品。 表現するということは残酷な一面を持っています。衝撃力のない批い私の詩でもへ言ってしまったということだけでい つも誰かを傷つけてきました…