同時代
1989年10月、書肆山田から刊行された有田忠郎(1928~2012)の第3詩集。装画は小野絵里。 目次 Ⅰ Homo viator 聖餐 海と風のロンド 真夏の塔 書物の夏 ある語学 マジョルカの舟歌 旅のなかの旅 カズヌーヴ館 Ⅱ 銀河と舞踏 その人(丈たかいひとは) その人(…
2003年9月、舷燈社から刊行された大重徳洋(1947~)の第3詩集。著者は宮崎県生まれ、刊行時の住所は千葉県印西市。 十二年ぶりの詩集です。今年は油彩の個展も五年ぶりに開催します。 せわしく走っていた時間が、谷から平野に出た川のようにゆったりとした…
1983年1月、砂子屋書房から刊行された加藤忠哉(1930~)の第3詩集。 目次 河原で 鳶 五月の庭で 六月の庭で ひぐらし 秋 静物の方へ 葡萄頌 歩道で 騒音のなかで 魚 街角で やぶ椿 湖の方へ 森のなかで 入江で 林で 大和で 夜の部屋で 接地 ものの表情 花 …
1991年2月、舷燈社から刊行された加藤忠哉の第4詩集。装画は竹久野生。「同時代」同人。 目次 林のそばの家族 ふるい人形 市況 百鬼夜行 海辺で 断念の殻 岩の上のロープ 繭 月下美人 ある銅版画のまえで 青い風景 断崖で 龍の国で 夜の潮 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 岩よ あとが…
2006年10月、舷燈社から刊行された大重徳洋(1947~)の詩集。 目次 蝶と遠雷 谷地へ 距離 蛇 古い日の歌 ムラサキシジミ アオスジアゲハ ウラナミアカシジミ ウラギンシジミ モンキアゲハ カヤキリ 夏の夜の訪問者 螢 虹と蝶 カンタン 夢の口 カワセミ 踏切…
1991年8月、舷燈社から刊行された大重徳洋(1947~)の第2詩集。 長かった昭和は終わった。長すぎたというべきだろう。戦後に生まれた私の昭和を十年区切りで思い返すと、昭和四十年代や三十年代はすでに春の霞のむこう。さらに七歳までの二十年代は、渺々と…