平光善久

骨の遺書 平光善久詩集

1969年8月、不動工房から刊行された平光善久の第8詩集。装画は棚橋文子。 目次 序 小島信夫 骨を編む 匂いの影絵 炎える小鳥 鳥が歩く 飛翔の日 歩行者の哲学 義足がとぶ 六月の贈り物 鳥を抱く 白い死 血の幻覚 蝶と花とぼくの足 義足のある風景 胡桃のおん…

インド 平光善久詩集

1972年6月、不動工房から刊行された平光善久(1924~1999)の第9詩集。第23回H氏賞候補作。 明るいところから暗いところへ入っていくと、瞬間、眼の前が真っ暗になる。やがて眼が闇に馴れてくると、暗闇のなかが見えてくるようになる。真の暗闇のなかに居て…

鼠の羽根布団 平光善久詩集

1955年12月、詩宴社から刊行された平光善久(1924~1999)の第3詩集。 目次 鼠の羽根布団 鈴になった仔馬 バツクミラー 無邪気な約束 小心な攻撃 髭と口紅 海のこだま 面映ゆい季節 深夜の死 過去帳を売る男 後記 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

無門詩集 平光善久詩集

1957年12月、詩宴社から刊行された平光善久(1924~1999)の第4詩集。 目次 天韻 ベンチの乞食 泉 冬眠 秘図 天の鞭 坑の話 夜の虹 夜の掌 時間 玉葱の歌 ポスト 亀甲図 骨灰の踊り 蛙 残酷な晩餐 夜のキャンバス 太陽のデスマスク 地球のひかり尾 掌の死 慈…

東洋の裸身 平光善久詩集

1968年11月、詩宴社から刊行された平光善久の第7詩集。装幀は出岡実。詩宴シリーズ3。 目次 東洋の裸身 ベンガルの朝 インドの太陽 においの暈 インドの鴉 火のアラベスク 熱帯樹フロマージュ インドの牛 AN INDIAN COW あとがき NDLで検索Amazonで検索日本…

黙座 平光善久/出岡実詩画集

1974年3月、不動工房から刊行された平光善久と出岡実による詩画集。 目次 森の円空 海の花嫁 新雪の肌 春の唇 海の皮膚 石仏の微笑 樹のいのち マネキンの臍 ドックに憩う 音楽のとき 闘牛場の裏 民俗の貌 鵜が跳ぶ 縞馬の会話 繋がれるもの 橋の影 天の舞姫…

化石になる 平光善久詩集

1964年11月、不動工房から刊行された平光善久(1924~1999)の第6詩集。表紙絵は大沢一佐志(1928~)。 ぼくは不在者を訪ねる。虚無ではなくて、充実としての不在の意味を尋ねる。不在者はぼくに語りかけてくれない。ぼくは饒舌になる。そしてそのなかから…