光岡良二

伝説 光岡良二詩集 

1983年7月、沖積舎から刊行された光岡良二(1911~1995)の詩集。 もともとは歌つくりの私が、戦後のある時期にだけ詩を書いていました。詩作はせいぜい五、六年の間で、その前にも、後にもないのです。私の三十代後半にあたり、とても青春などと呼べる年代…

水の相聞 光岡良二歌集

1980年5月、雁書館から刊行された光岡良二(1911~1995)の第3歌集。装幀は小紋潤。 歌集は歌だけでよく、どんな文もつけ加えず、ただ作品だけを黙って差し出す、というのが、私の本つくりの年来の憧れであるけれど、そのような幸いは、名もない歌つくりの私…

いのちの火影――北条民雄覚え書 光岡良二

1970年7月、新潮社から刊行された光岡良二(1911~1995)による北条民雄(1914~1937)の評伝。装幀は麻田鷹司。 目次 序 河盛好蔵 はじめに 少年の日 入院して来た北条 山羊小屋の片隅で 文学仲間 『間木老人』 二年目の夏 『いのちの初夜』 『猫料理』 二…