2024-01-01から1年間の記事一覧

花と怒濤 上野友夫詩集

1983年4月、駿台書房から刊行された上野友夫の歌謡詩集。 目次 倖せはいつの日か 私の夢で 花と怒濤 故郷恋し 校歌・社歌 私自身のこと・私の仕事 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

秋のうた 詩七篇による<距離>と<パトス>の試み 吉村博次・賀陽亜希子詩集

1989年11月、書肆季節社から刊行された吉村博次と賀陽亜希子の詩集。編集は賀陽亜希子。装幀は政田岑生。「吉村博次先生を囲む会」配布本として制作。 目次 ・吉村博次 秋 挽歌(4) 夜のえちうど(4) 手さげ袋 手 ・賀陽亜希子 果樹園 甕 NDLで検索Amazon…

ぜんぶ耳のせい 服部葵詩集

2011年7月、ふらんす堂から刊行された服部葵(1941~)の詩集。装幀は和兎。付録栞は井坂洋子「裁断の刃」。刊行時の著者の住所は国立市東。 目次 意味を問わなくなっただろうか ぜんぶ耳のせい 力について 人形の家でなく 朝の知らせ よむみるきくおもう ス…

帆翔 岩井昭児詩集

1989年4月、離陸の会から刊行された岩井昭児の詩集。著者自装。刊行時の著者の住所は小平市。 目次 ・帆翔 天国への道: とりふぃどの日 禿鷲 動物園 百合鷗 交響 雀 帆翔 よいざめ ミケ 蛸 野の唄 岩魚 秋 かげろう 蝶 「パロウラス・ジャック」 マーサの旅 …

サイパンと呼ばれた男 横須賀物語 川崎洋

1988年4月、新潮社から刊行された川崎洋(1930~2004)の長編小説。装画は池田良二。 目次 Ⅰ 一人のくつみがきの死 サイパンと呼ばれた男 北ガラパン二丁目・末廣亭 戦前のサイパン 長岡利八郎の両親 南洋の楽園 日本軍駐留 サイパン初空襲 硝煙のにおい 米…

相続放棄 相良平八郎詩集

1968年1月、思潮社から刊行された相良平八郎の詩集。 この詩集の十四篇の詩は一九五五年ころから六六年までの間、各誌に発表したもののなかからえらんだ。詩の配列は比較的おなじ傾向と思われるものを年代順を無視してならべた。 戦後詩との出会いによって私…

レースのZ旗 ウィリアム・ブリンクリー 山西英一訳

1958年5月、大日本雄弁会講談社から刊行されたウィリアム・ブリンクリーの長編小説。翻訳は山西英一。原題は"Don't Go Near the Water"。 目次 1 艦を見棄てるな メロラ1 メンドサの情熱的なセーラーたち 2 ボートライト提督を教育す メロラ2 フランジパ…

浮間が原の桜草と曖昧な四 平井弘之詩集

2016年1月、ミッドナイト・プレスから刊行された平井弘之の遺稿詩集。装画はタカハシタツロウ、装幀は渡部健。 目次 Ⅰ 九月に会いましょう 詩の営業07(百回読む) モダニズムの人質 能里子の振り袖 思い出に浸ると死んでしまう 30(「奥村真さんを偲ぶ会」に出…

SPELLBOUND 三好豊一郎詩集

1975年、落合書店から刊行された三好豊一郎(1920~1992)の詩集。装幀は後藤寿朗。天山文庫8。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

憑依 東利行詩集

2013年8月、編集工房ノアから刊行された東利行(1949~)の第4詩集。カバー書は東峰香、口絵は東利光。刊行時の著者の住所は奈良県桜井市。 目次 化合 混成 回折 淘汰 超克 分裂 連鎖 抑圧 告解 裂開 乖離 集束 融化 背馳 倒錯 葛藤 妄執 相即 縮合 供犠 感…

亜細亜は一なり 富田常雄

1943年12月、春江堂から刊行された富田常雄(1904~1967)の長編小説。装幀は河野通勢。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

ひきだしがいっぱい 近藤明理詩集

2003年5月、創造書房から刊行された近藤明理(1954~)の詩集。装幀・挿絵は近藤綾。著者は東京生まれ。 目次 Ⅰ 春 ドリーム ・ボトル ひきだしが一杯 恋の缶詰 誕生日(バースディ)イブ 皮族の言いぶん ただいま調整中 ひとりだち アフタヌーン・ティー 鹹…

あたしとあなた 谷川俊太郎詩集

2015年7月、ナナロク社から刊行された谷川俊太郎(1931~)の詩集。ブックデザインは名久井直子、編集は川口恵子。著者は東京生まれ。 メディアに氾濫するコトバの洪水に食傷しているうちに、思いがけず自分にとってはちょっと新鮮な発想の短い詩群が生まれ…

Chaos/遺作 吉田広行詩集

2013年7月、思潮社から刊行された吉田広行の詩集。付録栞は川口晴美「ほどかれたかけらになって」、上山睦美「言葉を失った場所から」。 目次 長く折りたたまれたいちまいの詩、のように Ⅰ 歲月 もう一つのメルヘン クロニクル サンマルタン運河 にぎやかな…

弱年 岡加寿夫詩集

1958年10月、私家版として刊行された岡加寿夫の詩集。編集は酒井忠昭。 目次 無題 町の散歩 極みの海 晩夏 秋の祈り 寂寥 人に ひとり 夕べに 出発 オリエントの愛の歌 狂気 朝の歌 ひとつの歌 失題 冬のはじめに 海辺にて 夢 送別 ひとつの葉に寄せて 歌 ND…

空のアナウンス 松島雅子詩集

1996年11月、詩学社から刊行された松島雅子(1958~)の第2詩集。付録栞は辻征夫。刊行時の著者の住所は小金井市。 目次 アナウンス メビウスの帯 習慣 # (シャープ) 横顔 沖に浮かんだ小さな船を ひと夏の間 親しみ まっすぐに降りてくる雨には 沈黙 人の生…

甃 森岡貞香歌集

1964年9月、新星書房から刊行された森岡貞香(1916~2009)の第3歌集。著者は松江市生まれ。 本集は「白蛾」「未知」につづく一九五六年秋から一九六四年春に至る作品集です。 八年間の作品の出生をひとつひとつ問いただすようにして改めていつた時、怖さと…

日本風土記 金時鐘

1957年、国文社から刊行された金時鐘(1929~)の第2詩集。カバー装幀は吉仲太造。写真は内海正。 目次 1. 犬のある風景 政策発表会 木靴 除草 インデアン狩り 長屋の掟 淀川べり 家出 夜の街で 浦戸丸浮揚 盲貫銃創 的を堀る かものむれ たしかにそういう…

そのコ ぱくきょんみ詩集

2003年11月、書肆山田から刊行されたぱくきょんみ(1956~)の第2詩集。装画は岡崎乾二郎。装幀は亜令。著者は東京生まれ。 目次 そして そのコ(キャミソールに……) そのコ(あら、白い……) そのコはホアンである そのコみみこ――A・N氏の食指のたゆみなきに そ…

犠牲博物館 沖野裕美詩集

09年11月、こぎと堂から刊行された沖野裕美の第5詩集。著者は今帰仁村天底生まれ。 セクションという言葉を細野真宏氏の経済雑誌ではじめて知ったとき、これは詩のタイトル代わりに使えるかもしれないとひとり合点してセクションの塊をシリーズ化してしまい…

花 内海信之詩集 

1950年12月、詩集「花」刊行会から刊行された内海信之(1884~1968)の詩集。 予幼より甚く花を好む、十七八才詩を試み初めしが、おのづから花を詠ぜるもの多し、茲に輯むる百三十八篇即ち是なり。されど身世多忙ともすれば筆に疎み、近年の作は僅々五大篇に…

魔術師 沖野裕美詩集

2006年7月、久米島出版社から刊行された沖野裕美の第4詩集。装画は大城真弓。著者は今帰仁村天底生まれ、久米島町育ち、刊行時の住所は那覇市首里石嶺町。 昨年の暮れ、久米島出版社の宮平眞孝氏から二〇〇六年一月刊行予定の「新聞くめじま」に詩を依頼され…

大阪サークル詩集1960 アンソロジー刊行委員会編

1960年12月、ながれ発行所から刊行されたアンソロジー詩集。編集はアンソロジー刊行委員会。代表は安好匠。 <ながれの会>創立10周年を記念して”大阪サークル詩集”を世に送る。多くの人たちの無明の支援によって一冊のアンソロジーが出版されるこの状況をな…

ぼくらは笑ってグラスを合わせる 藤田晴央

1990年2月、北の街社から刊行された藤田晴央(1951~)のエッセイ集。装画は奈良秀則。付録栞は望月苑巳「北の詩人・藤田晴央の心の中の青い空」。著者は弘前市生まれ。 目次 序詩 庭の草 序詩 Garden Bush ・アパショナータ <女の性>は好きだけど メグサ…

そして溶暗 こたきこなみ詩集

2018年10月、思潮社から刊行されたこたきこなみ(1936~)の第7詩集。著者は北海道生まれ。 思春期のころから私は家と名のつくものに違和感があった。 何故人はそこに囚われなくてはいけないのか、何とかしてそこから外れよう。それでいて無為に時は流れ、気…

独唱会 森口武男詩集

1973年10月、地虫詩社から刊行された森口武男(1912~2001)の第3詩集。著者は奈良市西方伏見村生まれ、刊行時の住所は奈良市高畑荻ヶ丘町。 目次 昭和十二年春 Ⅰ 大昔の話 だれ 大昔の話 ひばり かたみ 古稀の夢 若き日 小野さん 頭 加藤さん 告別 Ⅱ つる …

時刻の、いのり 今井義行詩集

2011年9月、思潮社から刊行された今井義行(1963~)の第7詩集。装幀は中島浩。第3回鮎川信夫賞候補作品。 目次 はじめに 明日への抒情 今日の詩篇 明日への抒情Ⅱ 索引 抒情の極北 田野倉庸一 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

筑後川 林逸馬

1943年11月、第一藝文社から刊行された林逸馬(1903~1972)の長編小説。正続合本版。九州文学賞受賞作品。 目次 第一部 啓示 高村權内 便乘組 曲水の間 第二部 反撥 最後に頼むもの 叢の中へ 裸詣 捨身 第三部 一歩前進 貫く一念 許可は下りたが 第四部 始…

やくざ先生 西村滋

1957年1月、第二書房から刊行された西村滋のエッセイ集。表紙は植松慎治。 目次 1 僕の生い立ち 2 やくざ先生由来 3 女嫌いの男中さん 4 戒名マニアの文吉 5 爆音ノイローゼ 6 キャラメル事件 7 浅草見物の記 8 うなぎ屋騒動 9 辞職の常習犯 10 チ…

豆腐買いに 川満信一

1995年3月、エポックから刊行された川満信一(1932~)のエッセイ集。カバーは山城見信、スケッチは真喜志勉。川満信一コラム文庫2。 目次 二つの記事 落ちこぼれ少数派 新説・長寿の秘けつ 国名変更論議に共感 国体を考える からすと革新の秋 鮎川信夫氏追…