山内清

じてん車犯罪 山内清詩集

1985年8月、銀河書房から刊行された山内清の詩集。刊行時の著者の住所は高石市。 この詩集の作品は、私のまちから急行電車で15分のところにあるKまちで、私が見たこと、体験したことを書いたものである。 Kまちで私の感受力のなかを通過したことを書くことで…

タマシイの記憶 山内清詩集

1976年6月、私家版として刊行された山内清の第5詩集。刊行時の著者の住所は大阪府高石市。 ひとつの詩集をつくりあげると、また、次の作品へのしらじらしい欲望が湧いてくる。その欲望は自由へのか憎惡へのか死へのかは分らない。ひとつの使われかたとして自…

うらら日に 山内清詩集

1988年9月、書房ふたばから刊行された山内清の詩集。刊行時の著者の住所は大阪府高石市。 言葉を話すことがおそろしくなくなってくると、わたしという実体がなくなっていく、つまり、生きることがおそろしくなくなることは<自分>をどこかへ失っていくこと…

世界の片側 山内清詩集

1982年6月、鳥語社から刊行された山内清の第7詩集。刊行時の著者の住所は大阪府高石市。 目次 せかいの片側 てん末書 ガラスのまち こわい眼 た・そ・が・れ・コンサート 駅舎 少女 重いそら 午後3時5分前 ついらく 雲 ふたりの果物屋 こども大運動会 冬のひ…

アンリ・ルソーの絵のなかへ 見えなくなる一日 山内清詩集

1978年5月、私家版として刊行された山内清の第6詩集。刊行時の著者の住所は大阪府高石市。 心臓をしめつけてくる苦しい会話が毎日つづく・自分ではどうにもできない自分と他人と日常へ向けて――したたかなたんかをきりたいために――私は詩を書いているのかも知…