高野喜久雄

独楽 高野喜久雄詩集

1957年3月、中村書店から刊行された高野喜久雄(1927~2006)の第1詩集。著者は佐渡ヶ島出身。 目次 海辺にて 無題 飢えのはて ひとりでいると 汽車にのつて 遠くの空で 噴水 レコードのように 父は 鳥 いつから 凧 蜘蛛 傀儡 一人でいると 日よ 棺で 詩法 …

存在 高野喜久雄詩集

1961年、思潮社から刊行された、荒地同人高野喜久雄(1927~2006)第2詩集。解説は鮎川信夫(1920~1986)。 ゆくりなくも一つの言葉がうかぶ。 詩は存在の追憶である。 大切なのは、詩と存在と追憶が、一つの脈絡の中にあることである。「存在は追憶の詩で…