2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
1952年11月、出版東京から刊行された長田幹彦(1887~1964)の回想録。表紙・扉画は木村荘八。 目次 「明星」時代 旅役者時代 祇園時代 悲しき青春 さいはての街 奈良の尼寺 須磨子の思い出 霜夜の鐘 泪の楽屋 跋わが家譜解説 NDLで検索Amazonで検索日本の古…
1952年7月、詩と詩人社から刊行された内田博(1909~1982)の第3詩集。装幀は古賀兼吉。 目次 序 壺井繁治 第一部 暗い谷間 早春 四月寒冷 残雪 ひと隅の記 月明 お父さんの武運を祈ろう 冬夜独居 柿 郷愁 歳月 童謡(骨壷・鏡) 白い蝶 十年 花々のゆれ た…
1949年10月、大東出版社から刊行された松岡譲の長編小説。題簽は著者、装幀案は長谷川巳之助と鷹山宇一。 目次 まへがき 序品 一 三等車から 二 御使僧 三 御遠忌 四 春の宴 五 小盜 六 乞食と泥棒 七 大說敎者 八 吉報 九 五月の日記 一〇 クローヴァーの上…
1942年10月、実業之日本社から刊行された火野葦平(1907~1960)の短編小説集。「少女の友」連載。画像は箱欠本。 目次 花の命 國境の人形 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1998年10月、港の人から刊行された北村太郎(1922~1992)の未刊行文集。表紙画は北村太郎、装幀は吉冨浩。 目次 雪の六区 東京市浅草区芝崎町一丁目十番地一号 大勝館 雪の六区 少年時――ごく単純な生 怠け病の詩人――詩作四十七年 [童話] 高いすべり台 樹上…
1980年3月、青土社から刊行された北村太郎の第8詩集。装画装幀は野見山暁治。 目次 1 三月尽 小詩集 not 犬の日々 秋へ コオロギ 青蜜柑 a shabby new year 2 異境 ぼくの天文学 岬から町へ 油壺 3 日ざかり 夢から夢へ 紙とエンピツ 霧雨 秋のうた 夜の…
1988年7月、思潮社から刊行された北村太郎のエッセイ集。写真はやまだしげる、装幀は東幸見。 目次 Ⅰ詩の光 詩の影鮎川信夫 さらば、鮎川信夫 秋霜烈日の死 二十歳前後 一九八六年歳末 月刊「荒地」のころ 絶望と怒り 戦後数年の思い出 吉本隆明 〈死からの…
1983年2月、小沢書店から刊行された北村太郎の詩論集。 目次 墓地の眺め A 鮎川信夫 Ⅰ「出発」について Ⅱめぐりあい Ⅲ広野の巨木 田村隆一 小さなスケッチ 黒田三郎 Ⅰ戦後日記について1 Ⅱ戦後日記について2 Ⅲイン・メモリ・オヴ…… Ⅳ水蜜桃 B 西脇順三郎 ⅠJ・…
1978年4月、小沢書店から刊行された北村太郎の評論集。 この本には、一九七六年十二月から一年間、共同通信社の依頼で書いた詩の月評を中心にして、主として現代詩を読む喜びをつづった文章を収めた(ⅠとⅡには、詩とは直接関係のない雑文も入っている)。こ…
1984年11月、大和書房から刊行された北村太郎の詩人論。装画は北村紀子、装幀は菊地信義。 目次 吉原幸子 おそろしさとは ゐることかしら ゐないことかしら 石垣りん 夫婦というものの ああ、何と顔をそむけたくなるうとましさ 茨木のり子 わたしが一番きれ…
1978年4月、河出書房新社から刊行された北村太郎の第6詩集。挿画は加藤清美、装幀は田辺輝男。「叢書・同時代の詩」7。 目次 ハーフ・アンド・ハーフ 祈りたくて さよなら、少年――一九三八年山梨県石割山登頂 耳と目 白き日曜 椅子の横 梅雨まで パスカル 秋…
1985年11月、書肆山田から刊行された北村太郎の第12詩集。 目次 拍手 笑いの成功 白いコーヒー 小さい木椅子/二階の クチナシ 夢みる窓辺 色の夏 鋏 暗号 夢の十五行をはさむ目ざめの詩 人生の一日 橋 影へ こちら側 絵とき 日録 新年のための詩 墓地の散歩…
1976年4月、思潮社から刊行された北村太郎の第4詩集。版画は加藤清美、装幀は渋川育由。 目次 窓 騒騒 五月闇 一律背反 イン・メモリ・オヴ…… ブライング・ダッチマン 青い帽子 眠りの祈り 悲しき夢 下りてくるハンマー memento mori| かげろふ抄 秋猫記 冬…
1993年9月、草思社から刊行された北村太郎の自伝。口述筆記は正津勉。カバー挿画は中林忠良。装幀は中島かほる。 目次 第一部 1幼少年時 2投稿時代 3ルナ・クラブ参加 4第二次大戦 第二部 あとがきにかえて――正津勉 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で…
1978年11月、思潮社から刊行された北村太郎の第7詩集。 目次 冬を追う雨 神経科医院のある坂 * 神経科医院のある坂 * * 夜の猫 緑 トパーズの夢 祝福 前夜 パスカル 石原吉郎 心心抄 いかがわしい二つの芸術 青い馬 やがて、雪 凍れる音楽 三月堂 唐招提寺千…
1972年12月、思潮社から刊行された北村太郎の第2詩集。ブック・デザインは高田修地。 一九六六年十一月に『北村太郎詩集』を出したあと、一九七二年五月までに書いた二十二篇のなかから十五篇を選んで、この第二詩集を編集しました。怠けもののわたくしとし…
1944年6月、國民圖書刊行会から刊行された鶴田知也の長篇小説。玉砕部分は検閲削除されている。 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2012年7月、白水社から刊行されたW・G・ゼーバルト(1944~2001)の長篇小説。翻訳は鈴木仁子。2003年版の改訳。「ゼーバルト・コレクション」第6巻。 書評等読書メーターキリキリソテーにうってつけの日DOUBLe HoURepiの十年千冊。ゼーバルトのたくらみ(ca…
1957年9月、私家版として刊行された上田周二(1926~2011)の短篇集。1988年、沖積舎から復刊されている。序文は西脇順三郎。 これらの小説を読んだ人達はこの作者が自殺する前に書いたのかも知れないと思うかも知れない。それ程この短篇の世界は地上の人間…
1940年1月、改造社から刊行された長谷健(1904~1957)の長篇小説。第9回芥川賞受賞作品。装幀は林鶴雄。 目次 星子の章 桂太の章 律子と欽彌の章 関連リンク 芥川賞受賞作品を読む日々NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1960年11月、文芸東北新社から刊行された庄司直人(1921~1999)の長篇詩集。 「詩とは何か」ということは、詩を書きはじめて以来二十年いつも内部から問いかけられていることである。生活感情がそのような設問にまつわられているならばしたがって「詩とは何…
1956年10月、河出書房から刊行された冨島健夫の長篇小説。装幀は大野隆也。 「黒い河」 丹羽文雄 これは風変りな恋愛小説である。恋愛をとりまく奇妙な環境が面白い。作者の若々しい好奇心にもえた目と、レアリストとしての目が、うまく調和している。いくた…
1969年12月、河出書房新社から刊行された野口武彦(1937~)の短編小説集。装幀は宮下登喜雄。 目次 洪水の後 価値ある朝 ピケットライン 愛玩動物 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1974年12月、光風社書店から刊行された桂英澄の短篇集。装幀は関野準一郎。 目次 喪家の狗 首陽山 詩 蒼海 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1956年、緑書房から刊行された壺井繁治の詩集。表紙はピカソ。挿画は池田龍雄。 目次 Ⅰ 頭の中の兵士 一九二五年 勲章 一九二五年 不可解な微笑 一九一九年 狂える家 一九二六年 トランクの中から生れた話 一九二六年 旗を振る狂人 一九二六年 シルク・ハッ…
2006年5月、書肆侃侃房から刊行された遠藤めぐみの長篇小説。装幀は日高信生。 NDLで検索Amazonで検索
2013年11月、指月社から刊行された鳥居昌三の詩集。 目次 未刊詩篇 VOUNo.56-60,1957-1958 青いnude 回転するtorso nudefantasia 遮断された夜のnude ガラスのnude 火の装置 扉 apreface北園克衛 声のない真昼の瞬間 失われた時間 冬の肖像 白の記憶 虚体か…
1988年4月、筑摩書房から刊行された谷田昌平(1923~2007)のエッセイ。装幀は吉岡実。付録栞は遠藤周作、吉行淳之介、中村真一郎。谷田は詩人・牟礼慶子の夫。 目次 編集者になるまで――堀辰雄との縁 昭和二十八年の夏――小説家の生活に初めて接して 福永武彦…
1957年1月、実業之日本社から刊行された江口榛一(1914~1979)の自伝小説。 目次 序詩 春の谷間 松花江のほとり 楡の実の歌 新婚 赤坂書店 荒野へ 女秘書 秘密党員 漂泊のおきて 碑銘 洗礼 地の塩の箱 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤ…
1958年2月、筑摩書房から刊行された原田康子(1928~2009)の長篇小説「廃園」の限定版。口絵撮影は横田正知。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索