恩田侑布子
2023年9月、春秋社から刊行された恩田侑布子(1956~)の評論集。 目次 序 星を見る人 Ⅰ 近代を踏み抜いて 『石牟礼道子全句集 泣きなが原』 近代の棺桶から半身を起こす 無垢と異形 システム解体の先へ Ⅱ 皮膜と「興」 草間彌生と荒川洋治 草間彌生 虚と実…
2022年4月、春秋社から刊行された恩田侑布子(1956~)の評論集。書容設計は羽良多平吉。 目次 プロローグ 芭蕉の恋 第一章 心身と遊 Ⅰ 身幅の思い Ⅱ 北斎の「なりかわる」絵 Ⅲ 二十世紀思想家の時間論 Ⅳ いにしえ人の鼓舞 Ⅴ 日本の美と時間のパラドクス Ⅵ …
2013年3月、深夜叢書社から刊行された恩田侑布子(1956~)の評論集。表紙はクリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ」(部分)、装幀は高林昭太。第23回ドゥマゴ文学賞受賞作品。 小さい頃から川が好きだった。 静岡の街なかに生まれたが、三つで安…
2016年8月、角川文化振興財団から刊行された恩田侑布子(1956~)の第4句集。装幀は南一夫。著者は静岡市生まれ、刊行時の住所は静岡市葵区。 『夢洗ひ』は、私の第四句集です。二〇〇八年夏から二〇一六年春まで、発表句一一二五句から二九七句を自選し、本…
2008年9月、角川書店から刊行された恩田侑布子(1956~)の第3句集。装幀は田口良明。付録栞は三木卓「居合の業師」、池内紀「侑布子と黙念」、末木文美士「富士と空塵」。角川21世紀俳句叢書。著者は静岡市生まれ、刊行時の住所は静岡市葵区。 目次 滅紫(…
2005年12月、思潮社から刊行された恩田侑布子(1956~)の第2句集。装幀は芦澤泰偉。著者は静岡市生まれ、刊行時の住所は静岡市葵区。 『振り返る馬』は、二〇〇〇年上木の『イワンの馬鹿の恋』以降、二〇〇五年夏までの四〇六句を収める第二句集である。 こ…
2000年6月、ふらんす堂から刊行された恩田侑布子(1956~)の第1句集。装幀は秋山祐徳太子。刊行時の著者の住所は静岡市。 私が好きな中国の言葉に「相安相忘」という対語がある。その二人はお互いに会っているだけでも楽しく、そのうちに時間がたつのを忘れ…