深瀬基寛

オーデン詩集 深瀬基寛訳

1955年6月、筑摩書房から刊行されたW・H・オーデン(1907~1973)「短詩集」の翻訳。翻訳者は深瀬基寛(1895~1966)。装幀は鈴木二朔。オーデン没年の1973年、せりか書房から復刊された。 すべての作家は各自の立場から見て、自分の過去の仕事がおのづから…

乳のみ人形 深瀬基寛

1960年12月、筑摩書房から刊行された深瀬基寛(1895~1966)の随筆集。自画像(表紙)、祖父像(口絵)題字(函)は、孫の深瀨鈴子。 目次 小学ことはじめ ゆきずりのひと 釣り忍 孫ふたり メタセコイア ランドセルのよろこび 動物園にて わが絵師 たちどまる すき…

現代の詩心 深瀬基寛

1958年11月、筑摩書房から刊行された深瀬基寛(1895~1966)の詩論集。装幀は庫田叕。 目次 Ⅰ 詩の道と宗教の道 イギリスの現代詩 現代詩の意味 Ⅱ エリオットの人と思想 『荒地』への道 トインビー史觀と詩 Ⅲ 故鄕の喪失 仙俗の辯 二つの椅子の間―往復書簡― …

童心集 深瀬基寛

1958年8月、中外書房から刊行された深瀬基寛(1895~1966)の随筆集。装幀カットは佐野猛夫(1913~1995)。 来る十月十二目の日曜日に長かった私の教員生活から足を洗うことになる。その日は私の六十三回目の誕生日なのだが、京都大学の習慣でその日が停年…

混沌から S・ホルロイド/深瀬基寛・竹森修訳

1961年5月、筑摩書房から刊行されたステュワート・ホルロイド(1933~)の評論集。飜訳は深瀬基寛(1895~1966)と竹森修。ホルロイドはコリン・ウィルソン(1931~2013)の友人。 目次 序のことば 第一部 一 宗教的体験の二つの種類 二 罪びと、聖者、神秘…