アンソロジー

詩世紀詩集 一九五五年版

1955年8月、詩世紀の會から刊行されたアンソロジー詩集。 目次 はしがき 服部嘉香 齒車と夢・阿部三夫 海からの風・石川宏 日記・石澤眞紀夫 斷章―灰色の散歩―・石田惠美 豚の子人生・石田眞澄 海圖・伊藤康圓 落日・井上惠雄 酒盃・伊村美岐 げんばくの兒等…

現代ギリシャ詩選 中井久夫訳

1985年11月、みすず書房から刊行された中井久夫(1934~2022)によるギリシャ詩のアンソロジー。 これは二〇世紀ギリシャの輝かしい大詩人たち数人の訳詩集である。コンスタンディノス・カヴァフィスが五六詩、ヤニス・リッツォスとオジッセアス・エリティス…

料理小説集 吉田静代編

1995年9月、ゾーオン社から復刻された料理小説アンソロジー。編者は吉田静代(1891~1992)。元版は三陽堂書店から1918年に刊行。 目次 ・春の部 凄絶 渡邉霞亭 鯔網 近松秋江 お雪 泉鏡花 耽溺 小栗風葉 伊勢路 泉鏡花 ひなまつり 小栗風葉 日暮れがた 鈴木…

彩鳳の夢 台湾現代小説選Ⅰ 松永正義ほか訳

1984年4月、研文出版(山本書店出版部)から刊行された台湾アンソロジー小説集。翻訳は松永正義、中村ふじゑ、林正子、田中宏、横川正明、宇野利玄。カバーは宮川政己。研文選書20。 目次 市井伝奇 洪醒夫 中村ふじゑ、林正子訳 冬の夜 白先勇 松永正義訳 村…

終戦の賠償 台湾現代小説選Ⅱ 若林正丈・陳正醍訳

1984年7月、研文出版(山本書店出版部)から刊行された台湾アンソロジー小説集。翻訳は若林正丈と陳正醍。カバーは宮川政己。研文選書21。 目次 終戦の賠償 李双沢 陳正醍訳 笙仔(シンア)と貴仔(クイア)の物語――打牛湳村 宋沢莱 若林正丈訳 「台湾文学」…

鳥になった男 台湾現代小説選Ⅳ 中村ふじゑ・坂本志げ子訳

1988年3月、研文出版(山本書店出版部)から刊行された台湾アンソロジー小説集。翻訳は中村ふじゑと坂本志げ子。カバーは宮川政己。研文選書74。 目次 鳥になった男 呉錦発 中村ふじゑ訳 放生 黄春明 中村ふじゑ訳 頼索氏の困惑 黄凡 中村ふじゑ 学校をサボ…

台湾抗日小説選 陳逸雄訳

1988年12月、研文出版(山本書店出版部)から刊行された台湾アンソロジー小説集。翻訳は陳逸雄(1929~)。研文選書41。題字は著者、デザインは宮川政己。 目次 まえがき ・頼懶雲 秤 豊作 事を惹き起こして ・陳虚谷 無実を晴らす由もなく 故郷に錦を飾る …

三本足の馬 台湾現代小説選Ⅲ 松永正義ほか訳

1985年4月、研文出版(山本書店出版部)から刊行された台湾アンソロジー小説集。翻訳は松永正義(1949~)、中村ふじゑ(1934~)、岡崎郁子(1949~)。カバーは宮川政己。研文選書23。 目次 三本足の馬 鄭清文 中村ふじゑ訳 小説 李喬 松永正義訳 山道 陳…

台湾現代詩集 北原政吉編

1979年2月、もぐら書房から刊行された台湾アンソロジー詩集。編集は北原政吉(1908~2005)。 台湾現代詩集という題名にちなんで、はじめにちょっと述べさせていただきましょう。 ご承知の通り台湾は海島です。台湾という呼び名は地域の名称です。 またここ…

学生生活短編集

1937年11月、矢の倉書店から刊行されたアンソロジー短編集。編者代表は武田麟太郎。 目次 春の繪卷 中谷孝雄 仙人掌のやうに 藤澤桓夫 競爭 新田潤 休憩時間 井伏鱒二 秀才 永松定 大學の廣場 田村泰次郞 破綻 伊藤整 若い魂 丸岡明 天草土産 上林曉 高原 豐…

大東亜戦争歌集 日本文学報国会編

1943年9月、協栄出版社から刊行されたアンソロジー歌集。編者代表は久米正雄。 昭和十六年十二月八日、不信橫逆なる米英兩國にして、長くも宣戰の大詔渙發あらせらるるや、忠勇無比なる皇軍の將士は、海に、陸に、空に、敵兵を、敵艦を、敵機を殲滅し、赫々…

詩歌逍遥・大阪(上) 小野十三郎編

1977年8月、ぬ書房から刊行された詩人論集。編集は小野十三郎。写真は横田喜代子。 目次 序 詩を通じての人間の連帯 小野十三郎 松瀬青々 ある先駆者 坪内稔典 与謝野晶子 母性の中心で 三井葉子 川田順 覚醒した長距離走者 米満英男 釋迢空 わたつみの胸に…

広島詩集 1965 原爆投下20年号

1965年7月、広島県詩人協会から刊行されたアンソロジー詩歌集。表紙は浜本武一。 目次 「平和の訴え」・湯川秀樹 序文 荏原肆夫 Ⅰ 呪いの日・怒りの日 その瞳は澄んでいた 新井敏彦 うめぼし 池田ソメ ニセアカシア 池辺よみこ その夜 石垣智里 歴史のひとこ…

女流作家小説集

1948年12月、毎日新聞社から刊行された女性作家アンソロジー。装幀は谺伊之助 目次 露のいのち 平林たい子 夢のかけはし 北畠八穗 不貞 大原富枝 きれいな眼 眞杉静枝 高潮 大谷藤子 崖を這ふ人々 池田みち子 いけにえ 松田解子 聖母子像 中里恒子 NDLで検索…

新若草詩歌集

1939年10月、寶文館から刊行された若草投稿者のアンソロジー詩歌集。 目次 歌篇 詩篇 俳句篇 歌謡篇 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

戦旗三十六人集

1931年1月、改造社から刊行された「戦旗」アンソロジー小説集。編者は江口渙と貴司山治。 われわれの「戰旗」が一九二八年六月一、全日本無產者藝術聯盟の機關誌として、唯一の正しい解放の道を步む藝術家達の手によつて、果敢に創刊されて以來、今日までま…

中日詩人集 ⅩⅢ 1973年版

1973年11月、中日詩人会から刊行されたアンソロジー詩集。装幀は出岡実。 目次 浅野タダヨ 半鐘 安藤靖彦 鳥と世界 池内精一郎 讃歌 板倉鞆音 新・蚊帳 伊藤勝行 誤植・界標 伊藤成雄 蟹のちぎった時間 いのうえ・けいじ しゅせんか 岩瀬正雄 花が紅くて美し…

中日詩人集 Ⅻ 1972年版

1972年11月、中日詩人会から刊行されたアンソロジー詩集。装幀は出岡実。 目次 安藤靖彦 海辺にて・ランプ 浅野タダヨ 梅酒 池内精一郎 道・ひとりの兵隊 石割忠夫 あの頃とこの頃 石川正夫 最果抄 ペカンペの村 伊藤成雄 噴き上る樹と僕 伊藤勝行 八月六日 …

〈異〉なる関西 日本近代文学会関西支部編集委員会

2018年11月、田畑書店から刊行された関西文学論。編集は日本近代文学会関西支部編集委員会。編集委員は、浅子逸男、天野知幸、大橋毅彦、木田隆文、木谷真紀子、斎藤理生、高木彬、田口律男、中谷いずみ、三品理絵、山本欣司。 目次 まえがき 第一章 移動と…

一九二〇年代モダニズム詩集 稲垣足穂と竹中郁その周辺 季村敏夫 高木彬

2022年4月、思潮社から刊行されたアンソロジー詩集。編集は季村敏夫と高木彬。装幀は田中勲。 目次 ・受川三九郎 私の室 薔薇静思 園丁の語 明日 一九二二年秋の須磨動物園にて 一本の煙草とその煙でつくりし抒情詩 やぶれたる盃をつたつて アルコールが地に…

年鑑 現代詩集 1962年版

1962年6月、思潮社から刊行されたアンソロジー詩集。 目次 〈詩〉 阿部弘一/街 阿久津光雄/人間 安達徹/病院日記抄 安達原次郎/氷山 安藤一男/部落 藍川ひろ子/巨大なこの空の下で 秋島芳恵/川に 秋谷豊/望楼 秋吉久紀夫/首狩 浅野明信/物語 麻生久/ある朝の…

外地探偵小説集 満洲篇

2003年11月、せらび書房から刊行された戦前探偵小説アンソロジー。装画はグレゴリ青山、装幀はトマス工房+グレゴリ青山。 目次 まえがき 関連図 競馬会前夜 大庭武年 踊子オルガ・アルローワ事件 群司次郎正 满洲秘事 天然人参譚 城田シュレーダー 龍源居の…

100年の詩集 兵庫・神戸・詩人の歩み 蜘蛛編集グループ

1967年11月、日東館から刊行されたアンソロジー詩集。編集は中村隆、君本昌久、伊勢田史郎、安水稔和。 われわれが「ことば」によって「こころ」をつなぎとめようとしてからすでに久しい。それは気も遠くなるほどの時をさかのぼった過去から、たえずわれわれ…

作品で読む現代詩史 澤正宏 和田博文

1993年3月、白地社から刊行されたアンソロジー詩集。編者は澤正宏(1946~)と和田博文(1954~)。ブックデザインは倉本修。刊行時の編者の職業は、澤は福島大学教育学部助教授、和田は奈良大学文学部助教授。 目次 第一章 前衛詩の時代 神原泰 真昼の市街/…

地球詩集 第2集 1955年版

1955年11月、地球社から刊行されたアンソロジー詩集。カバーは嶋岡晨、扉絵は豊福知徳。 目次 Ⅰ 作品 森から來た 丸山豊 接近 森から来た 稲妻 火の記憶 木下夕爾 冬の噴水 SHANSON D'AMOUR 死者 遠い眺め 座席 稲妻 倒れる樹 火の記憶 渦の中の小さな歌 緒…

國民詩 第二輯

1943年3月、第一書房から刊行されたアンソロジー詩集。編集は中山省三郎。 目次 高原 田中克己 藍に五體を染めて 島崎曙海 W參謀に 山本和夫 生活の簡素 藤原定 北の國境 加藤愛夫 故郷の歌 佐川英三 大いなる朝 岩本修藏 歌はぬビツケル 尾崎喜八 戰爭 竹村…

國民詩 第一輯

1942年6月、第一書房から刊行されたアンソロジー詩集。編集は中山省三郎。画像は裸本。 目次 赤道祭 河井醉茗 兒の骨を葬りて 川路柳虹 ある工場にての作 佐藤惣之助 雪霽れの軒に立つて 百田宗治 幼年 田中冬二 わが眼 竹中郁 二つの朗讀詩 近藤東 息子 村…

プロレタリア詩集 1928

1984年3月、書肆山水社から復刻されたアンソロジー詩集。元版は1928年5月、マルクス書房発行。 目次 夜明の集會 波立一 赤い腕章 同 憤怒 西澤隆二 荒縄 同 無産者新聞第百號 中野重治 松葉杖の廃兵 森山啓 レーニン及びカールとローザ 同 反資本主義 緒方貞…

処女詩集の頃 中日詩人会

1995年9月、中日詩人会から刊行されたアンソロジー。装画は堀昌義。編集委員は黛元男、加藤栄子、小園好、松田利幸、若原清。 本書発刊の原流となったのは、中日詩人会々報に掲載された「処女詩集の頃」である。一九六九年発行の会報二八号から、当時の会報…

詩の中の風景 くらしの中によみがえる 石垣りん

1992年10月、婦人之友社から刊行された石垣りん(1920~2004)によるアンソロジー詩集。装幀は島田光雄。 世間に発表された作品は読者を選り好みしませんので、私は勝手にたくさんの詩と付き合うことが出来ました。有難いことでした。 婦人之友から「あなた…