笠原三津子

雲のポケット 笠原三津子詩集

1960年10月、書肆ユリイカから刊行された笠原三津子(1926~)の第1詩集。 詩の聖地に、立ち入って詩のやうなものをいぢりはじめてから二年近くの月日がたった。つまづき乍ら、よちよち歩きを、はじめようとするこの詩集は、私にとってかけがえのないコドモ…

火の雪 笠原三津子詩集

1978年11月、蛍書院から刊行された笠原三津子の第9詩集。 目次 診断 腑分け 栄養 痛み 絲車 蟬 句読点 火の雪 いっぽん道 小さな宇宙 男・まぼろし 楡・まぼろし クリスチーヌ 顔 花火 鏡 秋の扇 神の声 白菊のかおる季節に 祈りの舟うた 微笑 玻璃の女性 母…

婚禮の朝に 笠原三津子詩集

1977年10月、無限から刊行された笠原三津子の第6詩集。カットは石原吉郎。著者自装。 目次 ・婚禮の朝に 楠の葉と女 婚禮の朝に 夕べ 返信 約束 めざめ まんじゅしゃげ 子ども さくら・まぼろし 藤・まぼろし 男と死 女と瀧 夕日と女 とんぼと女 原稿紙と女 …

貝塚頌 笠原三津子詩集

1981年8月、學藝書林から刊行された笠原三津子の詩集。 目次 視線 縄文 海 発見 蛤の化石 貝塚 骨 石斧 火焔土器 灰 祀 祈 執 頌 証 つないでください 打たれるこころ 哭 塀をのぼる蛇 らくだ 天山祭 白い道 土の中から 貝がら しゃくやく 原初の愛 NDLで検…