菅谷規矩雄

萩原朔太郎1914 菅谷規矩雄

1979年5月、大和書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の評論集。装画は新井豊美、装本は中島かほる。 目次 Ⅰ 一九一四年夏 初夏の祈禱 夜と光 日付 Ⅱ 方法 高村光太郎 異語と風土 美意識 Ⅲ 状況 自然主義 センチメンタリズム 構成と喩法(一) 構成と…

夫 菅谷規矩雄追悼 久子のひがんばな 菅谷久子

1990年12月、私家版として刊行された菅谷久子による菅谷規矩雄(1936~1989)追悼記。 目次 ・別れのセレモニー 最後の一昼夜 遺体安置 喪主としての決断 通夜・密葬 お骨の滞在 雪景色の告別式 ・供養の日々に 低迷の季節 再生の季節」 透明な季節 ・懺悔録…

死をめぐるトリロジイ 菅谷規矩雄

1990年10月、思潮社から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の遺稿詩文集。装幀は東幸見。 目次 第一部詩篇 Zodiac Series [かな、名] [サンスイ] 至近 [なるか、ミ] METS 84(Part1) METS 84(Part2) [2.5R 7/7] Papegai/savoir Non si volta chi a stell…

近代詩十章 菅谷規矩雄

1982年10月、大和書房から刊行された菅谷規矩雄の評論集。 ここにまとめた十章のうち、金子光晴と尾形亀之助をのぞいて、いずれも、詩をよみはじめた少年時からの、なじみの詩人である。ごらんのように、一冊が近代詩論としての形をなすためには、ひとりの、…

埴谷雄高 菅谷規矩雄

1974年5月、三一書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の第4評論集。 さきの評論集《無言の現在》におさめた、《埴谷雄高論――ロマネスクの反語》のあと、その続篇の試み――すなわちわたしの企図した〈詩の原理あるいは埴谷雄高論〉の展開は、さまざまな…

新装版 菅谷規矩雄詩集 1960~1969  菅谷規矩雄詩集

1976年1月、あんかるわ叢書刊行会から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の詩集。「あんかるわ叢書4」。 目次 《六月のオブセッション》 詩にむかうための試み 六月のオブセッション 黒・それはめざめのときのぼくの名 詩篇 一九六〇~一九六三 暗半球 死海…

飢えと美と 菅谷規矩雄

1975年7月、イザラ書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の第5評論集。 一九六〇年代に書いた詩論を中心に、その前後の時期の文章を二、三あわせる形になった。さいごに収めた《時祷書とリルケの地下の世界》は、一九五八年の秋に卒論のためにつくった…

迷路のモノローグ 菅谷規矩雄評論集

1981年3月、白馬書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の第11評論集。 ここ数年のあいだのわたしの関心の所在を、できるならばひとつの全体的な輪郭のもとに浮かび上がらせてみたいとおもって、本書をまとめた。古典的な区分にしたがえば、一方に内容…

無言の現在 詩の原理あるいは埴谷雄高論 菅谷規矩雄評論集

1970年5月、イザラ書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の第2評論集。装幀は黒沢充夫。 この一冊の構成について、いくらか附記しておきたい。同人誌《凶区》に《詩の原理あるいは埴谷雄高論》を書きはじめたモティーフのひとつは、萩原朔太郎から埴谷雄…

詩的リズム・続編 音数律に関するノート 菅谷規矩雄評論集

1978年3月、大和書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の第8評論集。 本書は、表題のとおり、一九七五年におなじく大和書房から刊行された《詩的リズム――音数律に関するノート》の続編にあたるものです。したがって前著とあわせてよんでいただけるなら…

詩とメタファ 菅谷規矩雄評論集

1983年7月、思潮社から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の第13評論集。 本書の前半部は、「現代詩手帖」一九八二年一月号から十二月号まで連載された時評と、討論「詩はこれでいいのか」の前後に記した文章からなっている。時評の視点をどこに定めるかに…

詩的リズム――音数律に関するノート 菅谷規矩雄評論集

1975年6月、大和書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の評論集。跋は吉本隆明。 目次 序 一、詩的リズム 二、〈指示性の根源〉について 三、発生の原基 四、明治ミリタリイ・マーチ 五、幼年の歌 六、新体詩=論 七、北村透谷 八、《明星》の帰結 九…