藤田晴央
2012年5月、北方新社から刊行された藤田晴央(1951~)の詩人論。装画は野原萌。 目次 三好達治――抒情の源流を訪ねて 清水哲男――ユーモアと悲哀の抽象化 清水昶――暗喩の抒情、やさしき魂の歌 谷川俊太郎――〈沈黙〉から〈人生〉の詩人へ 辻征夫――リアリズムと…
1990年2月、北の街社から刊行された藤田晴央(1951~)のエッセイ集。装画は奈良秀則。付録栞は望月苑巳「北の詩人・藤田晴央の心の中の青い空」。著者は弘前市生まれ。 目次 序詩 庭の草 序詩 Garden Bush ・アパショナータ <女の性>は好きだけど メグサ…
1998年12月、思潮社から刊行された藤田晴央(1951~)の第5詩集。カバー、装画は野原萌。 目次 杣道(そまみち) 子らよ、白神の森は…… イワナ 川 模型飛行機 夜の少年 四つ葉のクローバー 小公園の中学生 友達 りんご おちんちん 鈴 小公園 ピーターラビッ…
1990年12月、土曜美術社から刊行された藤田晴央(1951~)の第4詩集。装幀は司修。21世紀詩人叢書3。 目次 第一章 この地上で この地上で(イン・東京) 恋唄 したの花 萄葡 結婚 スケッチ 写真 さよなら東京 永遠 まずビーが行った 第二章 デリシャス 河口へ …
1987年4月、書肆山田から刊行された藤田晴央(1951~)の第3詩集。装幀は三嶋典東。 あれは1978年の夏だった。私は、詩友・清水昶と共に、津軽半島の西の奥処にある平滝沼を訪れていた。こんな処にこんな沼が、私はそこにその地方の、人には見せない真顔を見…
1982年10月、紫陽社から刊行された藤田晴央(1951~)の第2詩集。 一九六九年から七九年までの十代から二十代への十年にわたる詩篇をまとめた第一詩集『毛男』を出した時、もし第二詩集を出すなら、また十年後と思っていた。あれから三年、予定の十年が三年…