鮎川信夫

森川義信詩集 鮎川信夫編

1971年12月、母岩社から刊行された森川義信(1922~1942)の詩集。編集は鮎川信夫(1920~1986)。 目次 冬•断章 春 抒情小曲 別れ 星 あの人 青き蜜柑 海 季節 あるひとに 冬 雨 習作 雨の日 季節抄 季節抄 春 歌のない歌 雨の出発 衢路 冬の夜の歌 衢 衢に…

鮎川信夫論 瀬尾育生

1981年6月、思潮社から刊行された瀬尾育生による鮎川信夫論。 ここにおさめられた文章のほとんどは、同人詩誌『夜行列車』の第六号から第十一号までにわたって連載されたものを原型としており、書かれた時期は第三章『囲繞地』がもっとも早く一九七六年夏、…

詩と批評 T.S.エリオット/鮎川信夫

1954年11月、荒地出版社から刊行されたエリオットの詩論集。翻訳は鮎川信夫。 目次 序論 ペンブローク伯爵夫人のための辯明 ドライデンの時代 ワーズワースとコウルリッジ シェリーとキーツ マシュー・アーノルド 現代の精神 結論 解説(鮎川信夫) NDLで検…

橋上の人 鮎川信夫詩集

1963年3月、思潮社から刊行された鮎川信夫の詩集。現代日本詩集12。装幀は真鍋博。 目次 1 ギリシャの日傘 名刺 夏のsouvenir 2 室内 夢見る室内 椅子 十二月の椅子 雨をまつ椅子 雨の歌 カタストロフ 睡眠 白い像 形相 形相 3 神(こころ) 神々 雨に作…

私の同時代 エッセイ1980~1986 鮎川信夫拾遺

1987年11月、文藝春秋から刊行された鮎川信夫(1920~1986)のエッセイ集。 目次 1 アンチ・ヒーローの空間 私のフリータイム 「逃げるボールを追って」について 詩人と易者 終戦間近の郡上八幡 敗戦書翰 渡し舟 乱読の効用 「シャーロック・ホームズ」解説…

最後のコラム 鮎川信夫遺稿集103篇 1979~1986

1987年3月、文藝春秋から刊行された鮎川信夫(1920~1986)のエッセイ集。 目次 署名入り寄贈本 怪談 少年非行と占領政策 ディズニーランド行 私の中のベースボール 健康法 大相撲寸感 ニューヨーカー、宮本美智子 反省なき社会 倒錯ジャーナリスト 一世二身…

時代を読む 鮎川信夫・コラム批評100篇 1982~1985

1985年4月、文藝春秋から刊行された鮎川信夫(1920~1986)のエッセイ集。週刊文春連載。 目次 ソルジェニーツィン来日の意味 丸谷才一の毒のないパロディ 人類の絶滅はあるか? 読書週間を終えて 若い世代の感性 松田聖子と竹村健一 アンドロポフの登場 コ…

鮎川信夫戦中手記 附戦中詩論集

1965年11月、思潮社から刊行された鮎川信夫の戦中手記・詩論集。解説は吉本隆明。 目次 Ⅰ 戦中手記 荒地の蘇生 Tへの手紙・その他 菊の街 補述 Ⅱ 戦中詩論集 不安の貌 文学の摂理 囲繞地 「魅惑」の蔭に ヴァレリイ論 スタンダール 第一章 伝記について 第二…

現代詩作法 改訂決定版 鮎川信夫

1963年10月、思潮社から刊行された鮎川信夫(1920~1986)の詩論集。牧野書店版(1955年)の改訂版。 目次 第一部 現代詩とは何か 序章 現代詩の特徴 歌う詩から読む詩へ 今日の詩人がおかれている状況 内部と外部をいかに調整するか 本書の目的 いかに書か…

来歴 牟礼慶子詩集

1960年6月、世代社から刊行された牟礼慶子(1929~2012)の第1詩集。装幀は長尾みのる(1929~2016)。解説は鮎川信夫(1920~1986)。 牟礼さんの詩に、私が初めて接したのは、六、七年前のことであつたと思う。この詩集の第Ⅰ部に収められている「山羊」「…

路上のたましい 牟礼慶子

1992年10月、思潮社から刊行された牟礼慶子(1929~2012)による鮎川信夫(1920~1986)評伝。装幀は芦澤泰偉。 目次 路上のたましい 転生のたくらみ 「荒地」以前 「荒地」の原風景 同時代の遺産 何者でもない存在として 帰還 あわれな生命を養う場所 君の…

厭世 鮎川信夫短篇集

1973年11月、青土社から刊行された鮎川信夫(1920~1986)の短篇集。装本は井上敏男。 目次 Ⅰ 偶然の目 ぬい子伯母さんを理解すること 跫音 祖父のなかにあったもの 幼年の観察 隠れ場所 白い馬 Ⅱ 厭世 事実証明書 佳景よ どこにいる ある邂逅 Ⅲ 月下美人 ド…

鮎川信夫詩論集普及版 鮎川信夫

1965年7月、思潮社から刊行された鮎川信夫(1920~1986)詩論集の普及版。 本書には、戦後、単独に書かれた私の詩論(一九四七年~六三年)のほとんどすべてが収載されている。 本を作るために書いたわけではないが、でき上ったものが一冊の本であるかぎり、…

鮎川信夫詩集1945-1955 鮎川信夫詩集

1955年11月、荒地出版社から発行された鮎川信夫(1920~1986)の第一詩集。解説は北村太郎(1922~1992)。 目次 Ⅰ 死んだ男 もしも 明日があるなら 繋船ホテルの朝の歌 1948年 橋上の人 父の死 Ⅱ トルソについて 小さいマリの歌 なぜぼくの手が あなたの死…