アイヌ文学
1956年2月、元々社から刊行された知里真志保(1909~1961)と小田邦雄によるアイヌ・ユーカラ集。 目次 まえがき 知里真志保 フクロー神が所作しながら歌った神謡 フクロー神が所作しながら歌った神謡 三つの短篇神謡 樺太の神謡 エゾイタチの女神が所作しな…
2024年6月、岩波書店から刊行された石原真衣(1982~)と村上晴彦(1970~)の評論集。カバーは結城幸司。 目次 序章 まなざされるアイヌとまなざし返すアイヌ 第1部 遺骨返還運動とアイヌ近代史 第1章 先人の尊厳と未来の教育――遺骨返還運動にたずさわる…
1965年7月、楡書房から刊行された山田秀三(1999~1992)のアイヌ語地名論考集。刊行時の著者の住所は札幌市北1条。妻・総子は片山廣子の娘、宗瑛。 目次 はしがき はんれい ・第一部 札南地区 札南地区の図 熊ノ沢にて 藤ノ沢の川の名 石山の附近 八垂別の…
1979年10月、平凡社から刊行された萱野茂(1926~2006)によるアイヌ昔話集。表紙・扉絵は水四澄子。装幀は上野球。 目次 はじめに ススペチッチッ ススペランラン 金のきせる 暇な小なべ 夜鷹にされた兄弟 へびのまゆげ ひとつぶのサッチポロ 宝の箱 女神の…
1979年10月、筑摩書房から刊行された上西晴治(1925~2009)の短編小説集。表紙は砂澤ビッキ(1931~1989)。北海道新聞文学賞受賞作品。 この小説は、独立した四つの作品を一つにまとめあげたものだが、はじめ、「コシャマインの末裔」と題して、今の「オコ…
2008年5月、早稲田文学会から刊行された向井豊昭(1933~2008)の短編小説集。装幀は下田桃子、奥定泰之。 目次 怪道をゆく 劇團櫻天幕 熊平軍太郎の舟 パッパッパッパッパッパッ NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1974年2月、北海道編集センターから復刊されたバチラー八重子(1884~1962)の歌集。復刻双書<北海道の名著>第2巻。元版は1931年4月、東京堂から刊行された。アイヌ語部分の訳註は金田一京助。 目次 若きウタリに 養父母 逝きし父にささぐ 故鄕 逝きし姪に…
1958年8月、山音文学界から刊行された木村不二男の童謡集。表紙扉画は永野栄治郎、木版彫刻は赤木三兵。 目次 ・『赤い鳥』時代 風 春風 ごろごろ沼 眼 もやの夜 はまなす よしきり 浜べの村 山の山 夜ふけ 雪みち 床屋で 春さき 荒野 まんさく 船の上で 墓 …
1973年8月、新人物往来社から刊行された鳩沢佐美夫(1935~1971)の作品集。装幀は秋山法子、写真は田中光常。 目次 証しの空文 F病院にて 遠い足音 雪の精 折り鶴 赤い木の実 解説 鳩沢佐美夫の内景 佐々木昌雄 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤ…
1993年10月、恒文社から復刊された長見義三(1908~1994)の短編小説集。長見義三作品集1。装幀は田村義也。 目次 アイヌの学校 三軒家 スルグラの戸籍 解説 小笠原克 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2014年1月、未来社から刊行された向井豊昭の著作集。編集は岡和田晃。転換期を読む22。 目次 うた詠み(一九六六) 耳のない独唱(一九六八) 「きちがい」後日談(エッセイ/一九六九) エスペラントという理想(エッセイ/一九七四) シャーネックの死(翻訳/作ベンチ…
1984年1月、草風館から刊行された知里幸恵(1903~1922)の遺稿集。編集は藤本英夫、装幀・構成は菊地信義。附録栞は、「知里幸恵さんの事」(金田一京助)、「故知里幸恵さんの追憶」(金田一京助)、「知里幸恵さん」(近代一春彦) 目次 口絵 梟の神の自…
1981年1月、総映出版から刊行された戸塚美波子(1947~)の第1詩集。画像は9月の増補改訂版。装画は戸塚隆利。 目次 鏡のなかのおまえ 生きるっていうこと そこに潮騒があった 私はアイヌだったのだ 血と涙の大地 笑いばなし 一九七三年ある日ある時に 一九…