李禹煥
2000年8月、美術出版社から刊行された李禹煥(1936~)の評論集。 近代とは、眼が認識の道具となり、表象作用によって操作された「対象」の輪郭に拘われるようになっている「作品的世界」を指す。今日の最大の課題は、そのようなオブジェ思想をどう超え、い…
1990年6月、小沢書店から刊行された李禹煥(1936~)のエッセイ集。著者は韓国慶南地方生まれの現代美術作家。刊行時の職業は多摩美術大学教授、住所は鎌倉市二階堂。 目次 Ⅰ 歳月 故里 祖父 乞食唄 小学節 憂国の士 統一の日々のために 白いゴム靴 立論 Yの…
2001年4月、書肆山田から刊行された美術家・李禹煥(1936~)の詩集。付録栞は高橋睦郎による解説「自らの表現を表現たらしめる者」。 図らずも詩集を出すことになり、嬉しいやら恥ずかしいやら妙な気分である。というのも、少年の頃から詩らしきものを書い…