大塚欽一
1994年1月、思潮社から刊行された大塚欽一(1943~)の第2詩集。著者は水戸市生まれ、刊行時の住所は水戸市。 目次 首 義眼 黄昏幻視 階段または 扉 館 透蚕 玉葱について 蚯蚓について 蓮池にて 西瓜について 道 駅裏 獺療養所の夜 金魚鉢 夕映え 海の風景 …
1998年9月、思潮社から刊行された大塚欽一(1943~)の第5詩集。著者は水戸市生まれ、刊行時の住所は水戸市。 目次 疾うに白亜の神殿は…… 唯一の希望は…… 焰が燐光を放って…… 萎れた真紅の薔薇が…… 海の深みを思わせる…… 墓所へむかう葬列か…… はるか下で青…
2011年2月、土曜日術出版販売から刊行された大塚欽一(1943~)の第8詩集。 昨今は生きるのがたいへん難しい時代になっているようです。これは私たちがいままで経験したことのない時代の流れです。ソドムとゴモラは別にしても、かつては自然が人間存在を圧倒…
2000年9月、土曜美術出版販売から刊行された大塚欽一(1943~)の第7詩集。装幀は林立人。 私にとって切支丹の悲劇は長い間心に温めてきたテーマのひとつであった。歴史の中で一時大きな炎となって燃え、やがて歴史の闇に消えていった彼らの生き様はいまなお…
1994年11月、国文社から刊行された大塚欽一(1943~)の第3詩集。装幀は星野徹。著者は水戸生れ、刊行時の住所は水戸市。 <アルキメデスの夢>という言葉がある。それは地球を梃子で動かすために、その外部に支点を求めようとすることであるらしい。私もま…
1997年10月、思潮社から刊行された大塚欽一(1943~)の第4詩集。著者は水戸市生まれ、刊行時の住所は水戸市。 かつて大学を卒業して四年程、太陽の黙する森のはずれに立って、奥を垣間見たことがあった。その衝撃は今も脳裏から離れない。そこには私たちの…