その他句集
1968年5月、季節発行所から刊行された島みえ(1913~)の句集。著者は栃木市生まれ。刊行時の住所は世田谷区経堂。 目次 序にかえて 田辺香代子 祭笛 六六句 銀河の端 四六句 雪嶺 五四句 冬花火 四六句 櫛 三五句 糸車の上梓にあたりてあとがき NDLで検索Am…
1962年3月、秋発行所から刊行された吉川秀子の句集。題簽は角川源義。 「若い頃私は一体何をしてゐたのか」 齢百に達した畑のやうに、過ぎ越し方を振り返っても、現在の私には何も泛ばない。過ぎた年月はただ灰色に見えるばかりである。 若き日の私の周囲に…
1986年3月、私家版として刊行された豊口陽子(1938~)の第1句集。著者自装。著者は大田区生まれ。 極限の詩、俳句。 どちらかを選べといわれるなら、私には短歌より俳句が似合っている。短歌誌に誘われた高校時代、私はまず生理的にそう直感した。その頃の…
2004年2月、ふらんす堂から刊行された林桂(1953~)の第4句集。装幀は君嶋真理子。著者は群馬県生まれ。新潟大学法文学部卒業。加藤楸邨に師事。俳句同人誌「鬣TATEGAMI」「歯車」所属。 目次 風の國郷境 風の國童子 風の國光彩 風の國風祭 風の國異聞 風の…
1998年7月、騎の會から刊行された折笠美秋(1934~1990)の俳句評論集。編集は折笠美秋俳句評論集刊行会。編集委員は、阿部鬼久男、牛島伸、川名大、坂戸淳夫、佐藤輝明、高橋龍、寺田澄史、安井浩司。 目次 Ⅰ 否とよ、陛下!――季題季語論への試み・序 グリ…
2015年5月、左右社から刊行された別所花梨の川柳句集。著者は出雲市在住。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索Yahoo!オークションで検索メルカリで検索
2023年12月、KADOKAWAから刊行された石井隆司(1954~)のエッセイ集。装画は北村人、装幀は國枝達也。 目次 はじめに 深山へかへる花 落葉の千駄ヶ谷 藤田湘子 落葉の千駄ヶ谷 草間時彦 あとに蹤くこと 皆川盤水 石は仏に 今井杏太郎 〈コーヒーブレイク〉…
1954年1月、東北川柳會から刊行された大谷五花村(1891~1958)の句文集。 目次 ・隨筆 川柳界變遷の憲法 川柳作法に於ける一偏見 川柳美観 剣花坊先生と私 白河の闘異聞 旅と雲助 川柳的物語 川柳宗家と其の寶物 ・新川柳 敗戰譜 新日本 インフレ 反逆 大地…
1953年2月、竹頭社から刊行された軽部烏頭子(1891~1963)の第2句集。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索メルカリで検索
1982年10月、私家版として刊行された合志洋(1922~)の第1句集。著者は熊本市生まれ、刊行時の職業は外務省欧亜局ソヴィエト連邦課勤務。 目次 ・百の帆<横浜> 一九七四年(八句) 一九七五年(一六句) 一九七六年(二六句) 一九七七年(五〇句) 一九…
1987年5月、狩俳句会から刊行された管第六(1910~?)の第2句集。著者は阿蘇山麓生まれ。刊行時の住所は世田谷区砧。 目次 序 鷹羽狩行 昭和52~53年(40句) 昭和54年(77句) 昭和55年(33句) 昭和56年(32句) 昭和57年(30句) 昭和58年(18句) 昭和5…
1968年11月、野火発行所から刊行された原加津夫(1891~)の句文集。題字は篠田悌二郎。著者は豊橋市生まれ、刊行時の職業は中央大学診療所管理医兼学生相談委員。 目次 序文 篠田悌二郎 ・句集 春時雨 坐忘 合歓の花 鱤雲 鶯替 ・随想集 木椅子 愛猫ミッチ…
2018年11月、角川文化振興財団から刊行された角谷昌子の評論集。未来図叢書第210篇。 「第Ⅰ部」に収録した十二名の作家論は、角川書店「俳句」に、平成二十五年の一年間連載された。その中の「インタビュー」は、私が講師を務めた調布市市民講座に、ゲストと…
1975年7月、永田書房から刊行された上田都史(1906~1992)の評論集。 目次 第一章 新傾向俳句の中の虚子 虚子の非定型俳句。なぜ虚子は自由律で俳句を書いたか。漱石・虚子を戒む。 第二章 正岡子規俳句革新の限界 有季定型は立派。月並とよばれた俳句。子…
2001年5月、ぱる出版から刊行された大道寺将司(1948~2017)の句集。著者はテロリスト。東アジア反日武装戦線“狼”部隊のリーダー。 目次 序にかえて 辺見庸 「魂の在分」 一月 二月 三月 四月 五月 六月 七月 八月 九月 十月 十一月 十二月 解説 齋藤愼爾 …
1992年1月、冥草舎から刊行された山内加代の句集。表紙題字は空海、付録栞は万波鮎。 旬の底には山内加代が顔を出しているので、この方面に素質のない子供達も、自分の子に手のかからぬ年令になった時、繰りかえしくりかえし読み味わってくれれば、折々の私…
2023年9月、書肆麒麟から刊行された田中位和子の句集。 目次 Ⅰ 香港 Ⅱ 日本 Ⅲ Ⅳ NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2003年11月、富士見書房から刊行された富田敏子(1936~)の第3句集。著者は日本橋人形町生まれ。刊行時の住所は世田谷区弦巻。 目次 敏子さんのこと 吉行和子 おぼろ橋 竹夫人 月夜茸 綿虫 跋 小宅容義あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤ…
2018年3月、鬣の会から刊行された加藤元重の句文集。編集は岩片仁次、装幀は永井貴美子。風の花冠文庫23。 目次 ・俳句 Ⅰ 呆乎帖 Ⅱ 回轉木馬 ・詩篇 おれはひとりの醜なのだ うっぷんの積りです もどかしい戀文 ・散文 前號攪拌 悪童派 見舞状 言葉について …
1988年11月、ぬ書房から刊行された政野すず子の第2句集。女性俳句選集第2巻。刊行時の著者の住所は伊丹市昆陽。 目次 朝の数珠 柿若葉 曼珠沙華 連絡集 解説あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1964年4月、みそさざい社から刊行された戸塚黒猫子(武彦)の句集。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1990年4月、本阿弥書店から刊行された村上護(1941~)の評論集。装幀は海保透。著者は大洲市生まれ。 統計資料を云々するまでもなく、日本人の平均寿命が延びていることは誰もが頷き納得するところだろう。たとえば昭和二十二年は五十歳そこそこなのに現在…
1952年12月、火焔本社から刊行された早川利康の句集。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2019年10月、朔出版から刊行された小林貴子(1959~)の第4句集。装幀は間村俊一。著者は長野県飯田市生まれ。 今年は二〇一九年、令和元年が始まっている。二〇〇八年に第三句集『紅娘』(本阿弥書店)を出してから、十一年も経ってしまった。そこで、まずは…
2006年9月、マルコボ.コムから刊行された夏井いつき(1957~)の第2句集。原画は赤井稚佳、装幀はキム・チャンヒ。 目次 梟 愛国 寓話 口火 百年 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1998年2月、ビレッジプレスから刊行された中永公子(1953~)の句集。著者は大阪市生れ。 目次 大震災を詠った中永公子 伊丹三樹彦 はじめに 地鳴り 雪国へ 山青む かがやくキリン ジャズピアノ 湖国幻聴 乳房 Cancer Note 日時計 熊野 中永公子の現在(いま…
2004年6月、大阪プラスチックチェアから刊行された徳道かづみ(1973~)の川柳集。イラストは高橋秀武、木村文。著者は富山県生まれ。 毎日毎日、寄り道ばかりしている。東京に居た頃は渋谷へ新宿へ、大阪に来てからは梅田へ心斎橋へ。単調な日々の中で、い…
1940年12月、大富士吟社から刊行された雨宮虹月の句集。大富士叢書第三篇。 目次 序 古見豆人 ・潮照(昭和十一年晩冬以降の作) ・曉の跫音(昭和十二年中の作) 春 夏 秋 冬 ・雜木林(昭和十三年中の作) 春 夏 秋 冬 ・心音(昭和十四年中の作) 春 夏 …
2001年7月、卯辰山文庫から刊行された白石哲(1924~)の第1句集。著者は岡山県苔田郡津山町生まれ。 西東三鬼を知ってから今日まで五十三年が過ぎた。何故か句集を出す機会を失した。そのことで逡巡したことは一度もないし、ほぼ五十冊の手帳も現存して、休…
1982年3月、現代俳句協会から刊行された田川飛旅子(1914~1999)の第6句集。現代俳句の100冊8。 句集『薄荷』は私の第六句集に当る。現代俳句協会の新らしい企画『現代俳句の一〇〇冊』の一冊として加えられたことは光栄である。私の俳句の全貌を知って頂く…