丸山豊賞

新しい浮子 古い浮子  佐々木安美詩集

2010年11月、栗売社から刊行された佐々木安美(1952~)の第4詩集。装幀は高橋千尋。第20回丸山豊記念現代詩賞受賞作品。 目次 十二月田 電話 春あるいは無題 矢 妹 車輪 送電線が山を越えている 芽生え 嘘 冬の休暇 謹賀新年 光のページ 無数のし、小さな字…

血のたらちね 古賀忠昭詩集

2007年10月、書肆山田から刊行された古賀忠昭(1945~2008)の第5詩集。装幀は稲川方人(1949~)。第17回丸山豊記念現代詩賞受賞作。第38回高見順賞候補作。 目次 ちちのはは 血の父 血の遠景 書評等詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)blog 時のおもち…

花と死王 中本道代詩集

2008年7月 思潮社から刊行された中本道代(1949~)の第6詩集。第18回丸山豊現代詩賞受賞。 目次 辺縁で 辺縁で 陽炎 残りの声 水の包み 交錯 高地の想像 貝の海 夢の家 奥の想い 高地の想像 森の中 松と身体 鯉 薄暮の色 犬 鳥 朝 カタラ 到来 死んだ海に …

エルヴィスが死んだ日の夜 中上哲夫詩集

2003年10月、書肆山田から刊行された中上哲夫の第9詩集。第34回高見順賞受賞、第13回丸山豊記念現代詩賞受賞。 六十歳をすぎてがんばっている姿は見苦しい、と三好達治はいった。だけど、ほっといてくれとわたしはいいたい。(「詩集の余白に」から) 目次 …