以倉紘平

二月のテーブル 以倉紘平詩集

1980年3月、かもめ社から刊行された以倉紘平(1940~)の第1詩集。 目次 聖家族 春雷 二月のテーブル 流氷 彫琢Ⅰ 彫琢Ⅱ 夕焼け しずしずと時が流れ 珊瑚礁 燃え上がれやさしい海よ 訪れ 頌歌 泉 まぼろしのポプラ並木 白鳥 麦畑 祈りの歌 帰郷の歌 風景 雲 …

朝霧に架かる橋――平家・蕪村・現代詩 以倉紘平

2000年12月、編集工房ノアから刊行された以倉紘平(1940~)の評論集。装幀は森本良成。 もう何年も前に「詩学」に連載した「大阪人」というエッセイを、編集工房ノアの涸沢純平氏が、出版しないかと云ってくれたことがあった。Ⅰ・Ⅱ部は、そのエッセイを中心…

プシュパ・ブリシュティ 以倉紘平詩集

2000年12月、湯川書房から刊行された以倉紘平の第3詩集。第19回現代詩人賞受賞作品。 目次 Ⅰ 栗の歌 岸辺の栗 峡の小駅 <バス>という名の魚 父親の帰宅 虹 清張さんの映画 冬の海 菩提樹 遠い教室 遊戯 Ⅱ 微笑 サーラ幻想 <サーラ>という語 若い保母さん…

遠い螢 以倉紘平詩集

2018年10月、編集工房ノアから刊行された以倉紘平の第8詩集。装画は伊藤尚子、装幀は森本良成。 九年前の二○○九年八月に、私は、三十五歳になったばかりの愛娘を肺がんでなくしました。この詩集の前半は、自分が書いたものに違いはありませんが、亡くなった…

フィリップ・マーロウの拳銃 以倉紘平詩集

2009年8月、沖積舎から刊行された以倉紘平(1940~)の第6詩集。装幀はN.Vilain。第17回丸山薫賞受賞作品。 目次 Ⅰ 爛漫 爛漫 吉野山 雨晴という駅 青山 定年 我が人生にチェスナッツサンデーありき <サーラ>注解 私の沙羅 花摘むひと 時雨 南方案内 行方…

日の門 以倉紘平詩集

1986年10月、詩学社から刊行された以倉紘平の第1詩集。 目次 Ⅰ 冬の靴 最後の夜学生 哀歌 河内国磯長村 病める家族 帰路 暗い旅 ドアのむこう 地球の写真 子供の情景 日の謎 変になつかしい冬の日よ 片隅 田舎の庭 北欧・冬の朝 北欧・春 祝福 midnight-rain…

気まぐれなペン――『アリゼ』船便り 以倉紘平

2018年7月、編集工房ノアから刊行された以倉紘平(1940~)のエッセイ集。装画作品は伊藤尚子、装幀は森本良成。 この散文集は、私の所属している詩誌「Lesalizés」(アリゼ)に設けられている(船便り〉というミニエッセイ欄に、自由気ままに書き続けた文章を…

夜学生 以倉紘平

2003年12月、編集工房ノアから刊行された以倉紘平の詩文集。カバー装画は谷なつ子、装幀は森本良成。 昭和四十年四月から平成十年三月まで、私は大阪の釜が崎に隣接する大阪府立今宮工業高校(定時制)に国語の教師として在職し、三十三年間いわゆる夜学生と係…