平出隆

雷滴 平出隆詩集

2011年7月、via wwalnutsから刊行された平出隆(1950~)の詩集。画は加納光於、造本は著者。 目次 物の名よ 眠ったまま本を 白い窓の枠に 逸れ鷹にそって1 咲きはじめたあたりから 身はふたつに 海へとひらく谿の 語の等間隔の滴り ひばり籠は吹抜け天井に …

胡桃の戦意のために 平出隆詩集

1982年11月、思潮社から刊行された平出隆(1950~)の第2詩集。装幀は菊地信義。芸術選奨文部大臣新人賞受賞作品。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

光の疑い 平出隆

1992年11月、小沢書店から刊行された平出隆(1950~)の評論集。 目次 Ⅰ 詩と生を結ぶもの 宇宙言語との響応 はつらつたる悪戦 不在の詩人の同時代批評 夢見論・夢語り論 セガレンと中間領域 「大詩人」の神話」 朔太郎の二律背反 未済にして終る 死者の息吹…

私のティーアガルテン行 平出隆

2018年9月、紀伊國屋書店から刊行された平出隆(1950~)のエッセイ集。造本は著者。「scripta」連載。 目次 ⅰ 世界へ踏み込む少年 ⅱ はじめての本づくり ⅲ 詩のつもりではなかったこと ⅳ 三人の肖像 ⅴ レンズの狩人 ⅵ 烏森様のこと ⅶ 百獣のユニフォーム ⅷ …

若い整骨師の肖像 平出隆詩集

1984年10月、小沢書店から刊行された平出隆(1950~)の第5詩集。装丁は菊地信義(1943~)。 この本は、素晴しい自然観察者岩田久二雄氏に捧げられる。氏の手記において私が行き逢った泥、水、火、日射し、風、草木、昆虫、その他の生き物たちに捧げられる…

平出隆詩集

1977年12月、思潮社から刊行された平出隆(1950~)の第2詩集。挿画は鈴木翁二(1949~)、装幀は菊地信義(1943~)。新鋭詩人シリーズ1。 逡巡ののちにしても、こうした変則的な形で集をまとめることに手を打ったのには理由があった。 昨年初め処女詩集『…

左手日記例言 平出隆

1993年6月、白水社から刊行された平出隆(1950~)の散文集。装幀は菊地信義(1943~)。 第45回読売文学賞受賞。第1回萩原朔太郎賞候補作品。 目次 怪我 一九八九年四月の例言 老作家 一九八九年七月の例言 スウィッチ 一九八九年九月の例言 鏡文字 一九八…

家の緑閃光 平出隆詩集

1987年11月、書肆山田から刊行された平出隆(1950~)の第4詩集。装幀は菊地信義(1943~)。 目次 格闘図、 漢字の用法、 謎の部品、 鉛のかんな屑、 鳥のモビール、 緑光異文一、 明るいくらしの家計簿、 しどろもどろに蛇、 泪の餌台、 追悼のピアノ、 区…

旅籠屋 平出隆詩集

1976年9月、紫陽社から刊行された平出隆の第1詩集(画像は新装版)。 目次 旅籠屋 微熱の廊 木霊の間 悲の厨 碇の庭 冬の納戸 星宿の湯 門 百葉箱によって 余白の凧は碧ぞら 海の遺書 積乱 百葉箱によって 窓 吹上坂 草に記して 秘書失踪 秘書失踪 NDLで検索…

攻撃の切尖 平出隆評論集

1985年8月、小沢書店から発行された平出隆の第二評論集。 最初の評論集『破船のゆくえ』(一九八二年)に収めそこねたものと、『破船』以降に書かれたものとから一冊をまとめることになった。ご覧のとおり短めの時評的な文章が中心となる。取捨・構成を長谷…