松井啓子
1987年5月、思潮社から刊行された松井啓子の第3詩集。版画は野田哲也、装幀は芦澤泰偉+吉村麻里子。 前詩集『のどを猫でいっぱいにして』を出してから、もう、三年あまり過ぎた。そのあいだに、私は三度すまいを変えている。名古屋市守山区、瀬戸市北松山町…
1983年10月、思潮社から刊行された松井啓子の第2詩集。第8回現代詩女流賞候補作品、第34回H氏賞候補作品。 二さつめの詩集を出すことになった。「書下しもすこし入れましょう」という、思潮社の樋口さんにはげまされて、青葉若葉の五月の連休、毎日一篇ずつ…
1980年5月、駒込書房より刊行された松井啓子の第1詩集。34年ぶりに、2014年12月、ゆめある社より新装復刊された。 どうしてだろう。お風呂では知らない人にも人見知りせずすらすら話せ、自分を、明るく礼儀正しい人のように感じる。又、もしあの世というもの…