瀬尾育生

文字所有者たち 詩、あるいは言葉の外出 Fragmente 1982-1987 瀬尾育生

1988年3月、思潮社から刊行された瀬尾育生(1948~)の評論集。装幀は杉浦イッコウ。 目次 A.T. Ⅰ 道に迷うこと 背後の笑い 序にかえて トウキョウ、不可知の雲 大地を封印すること 純粋人間たちのリング 境界の「こちら」側 箱船の散佚、方舟の漂い 「無気…

純粋言語論 瀬尾育生

2012年7月、五柳書院から刊行された瀬尾育生の評論集。装幀は東幸央、カバー作品は鷲見和紀郎、撮影は山本糾。 目次 純粋言語論 山村暮鳥と萩原朔太郎 満州からハートランドへ 戦争詩論以後 伝道者ディラン ハイデガー「言語」試訳と註 あとがき NDLで検索Am…

戦争詩論 1910―1945 瀬尾育生

2006年7月、平凡社から刊行された瀬尾育生(1948~)の詩論集。表紙は東幸央。 目次 ・詩の戦争・戦争の詩 Ⅰ 一九一〇年代からの問題 Ⅱ 詩の新しい担い手 Ⅲ 超越化について Ⅳ 一九三三年からの問題) ・モダニズムの戦争・プロレタリア詩の戦争 Ⅰ モダニズム…

鮎川信夫論 瀬尾育生

1981年6月、思潮社から刊行された瀬尾育生による鮎川信夫論。 ここにおさめられた文章のほとんどは、同人詩誌『夜行列車』の第六号から第十一号までにわたって連載されたものを原型としており、書かれた時期は第三章『囲繞地』がもっとも早く一九七六年夏、…

詩的間伐 対話2002――2009 稲川方人 瀬尾育生

2009年10月、思潮社から刊行された稲川方人と瀬尾育生の対話集。装幀は稲川方人 目次 まえがき 稲川方人 1人間が露わになる場所から 2002. 7.6 2詩の時間をどう作るか 2002. 9.22 3根源に見えるもの 2003.3.4 4公開の責任 2003.7.14 5錯乱の詩法 2003, …

らん・らん・らん 瀬尾育生詩集

1984年1月、弓立社から刊行された瀬尾育生(1948~)の第3詩集。 目次 詩集『らん・らん・らん』のための広告 Ⅰ むらさき物語 むらさき物語 金性しばん虫異聞 ももいろ侯爵夫人 むらさき大サーカス 配水塔鳥 蘭らんらん 死んだ魚たちの遠足 純金水道小屋 異…

吹き荒れる網 瀬尾育生詩集

1981年11月、弓立社から刊行された瀬尾育生(1948~)の第2詩集。 第一詩集『水銀灯群落』以降、一九七六年から一九八〇年までに書かれた作品群のうちから、この詩集を編んだ。 目次 伝言 蒲公英 やがて、取水孔へ 眩暈と罌粟 吹き荒れる網 水の絵のなかで …

あたらしい手の種族 詩論1990-96 瀬尾育生評論集

1996年4月、五柳書院から発行された瀬尾育生の第3評論集。 目次 森の匂い、虫への連帯戸口の外で/蝿の苦しみ/森の匂い、虫への連帯/死後について Ⅰ 猫背の寺山修司 価値ある人生 北村太郎小論 海の変化、最後の思想詩 鮎川信夫の「死後」 中間にこのまま…

DEEP PURPLE 瀬尾育生詩集

1995年10月、思潮社から刊行された瀬尾育生(1948~)の第5詩集。第26回高見順賞受賞。 これが、私がこの七年間に書いた詩のすべてである。私の中心で私自身として、波のように打ち返されているものがあってもそれは私のものではなく、つぎつぎと私の名で呼…