佐伯多美子

花まんだら 佐伯多美子詩集

2018年1月、砂子屋書房から刊行された佐伯多美子(1941~)の第6詩集。装画は安田ゆき。装本は倉本修。 目次 おっ越し山 いつつのおじいちゃん 秋空 ぶあいそねこちゃん 白いゆめ 聖が鬼―聖クルス餓き し・ん・ぱい おしゃべりがおしゃべりが となりのおじさ…

睡眠の軌跡 佐伯多美子詩集

2009年2月、思潮社から刊行された佐伯多美子(1941~)の詩集。付録栞は野村喜和夫「真の名を求めて――佐伯多美子への手紙」。 ここに書かれたことは、主に、背骨で感覚し、臓器で思考され、それら、背骨や臓器すべてに、でき得る限り近づきたいと希求した。…

果て 佐伯多美子詩集

2003年4月、思潮社から刊行された佐伯多美子(1941~)の第3詩集。刊行時の著者の住所は川崎市麻生区。 私が精神病院に入院したのは、一九七七年三月に器物破壊で警察保護・精神衛生法(現精神保健法)で小平のM病院に措置入院。病名は「精神分裂病」(現統合失…

自転車に乗った死者 佐伯多美子詩集

1988年10月、詩学社から刊行された佐伯多美子(1941~)の第1詩集。著者自装。 目次 序文 大井康暢・首のないシルエット 不在 ことば 疑問符 冬 眠り 残像 吐息 朝 いのち 歌 今 ・フライドチキン参百人前 夏 球春 N樣へ 宮武外骨大博覽会 記憶 猫 猫 祭り …