高橋秀一郎
1967年2月、長帽子の会から刊行された高橋秀一郎(1937~1991)の第1詩集。題字は長浜謙。著者は埼玉県生まれ、刊行時の住所は豊島区。 目次 Ⅰ 草地 海の記憶 部分 ゴースト・タウン 美しい朝・不可逆な朝 悪夢 鳥影 拒絶の色 Ⅱ 状況のバラード 不可能な街 …
1983年5月、書肆いいだやから刊行された高橋秀一郎(1937~1991)の第6詩集。著者は埼玉県生まれ、刊行時の住所は埼玉県玉町。 六年ぶりの詩集である。もう何年も前から詩集をまとめようという気持はあった。気持はあったのだが、もうひとつ自分の詩に対する…
1975年2月、長帽子の会から刊行された高橋秀一郎(1937~1991)の詩集。長帽子叢書2。 ここにおさめた作品は、ここ数年間とびとびに書いたものであるが、これらの詩が作品としてすぐれているものであるかどうかなどということは、私自身にとって二の次にした…
1976年12月、国文社から刊行された高橋秀一郎(1937~1991)の詩集。 ひとり私の抒情が、総体を撃つ詩へと昂まるという幻想を詩人はつねにその志として心ひそかに抱いているであろう。そして同時に詩人は、不安を、彼と彼の詩のはざまに横たわる不可逆な谷の…
1971年6月、深夜叢書社から刊行された高橋秀一郎の第3詩集。1964年から1971年1月までの間に書かれたもの。装幀は山本美智代、口絵写真は高橋鉄春。 目次 1 死すべき街への序 びしょ濡れ ゴリラ 不確かな始動 胎児譚 幻化を越えるために 降下譚Ⅰ 降下譚Ⅱ 果…
1989年8月、花神社から刊行された高橋秀一郎(1937~1992)の第7詩集。装丁は熊谷博人(1941~)。 目次 緑男 走る男 耳の男 風布村 針の男 首なき午後の詩 風景考 川・一九八二年夏 寒譚 日継ぎて まっくら・譚海 あとがき Amazonで検索日本の古本屋で検索…
1978年6月、笠間書院から発行された高橋秀一郎の評論。 私が、はじめて萩原恭次郎について書いたのは、十年ほど前のことで、その頃の私は、東京の巷間の雑踏の中を漂い疲れていた。なぜ私が恭次郎という詩人に興味をもち、文章を書くことになったのか、その…