上林暁

三人姉妹 上林暁

1957年9月、小壺天書房から刊行された上林暁(1902~1980)の短編小説集。『珍客名簿』(山田書店、1955)と同内容。 本作品集は、山田静郎君が前にやってゐた出版社から出した「珍客名簿」の書名を変へたものである。山田君は捲土重来して小壷天書房を起す…

文学の歓びと苦しみについて 上林暁感想評論集

1947年11月、圭文社から刊行された上林暁(1902~1980)の随筆集。画像は重版。 目次 自序 戰爭前の感想 外的世界と内的風景 時局と文學の二潮流 トーマス・マンとハンス・カロツサ 辛辣なる作家について ジイドと藤村の場合 病氣と仕事 苦悶の喪失 戰爭中の…

不断の花 上林暁

1944年2月、地平社から刊行された上林暁(1902~1980)の随筆集。装幀は吉田貫三郎。 目次 ・田園起居 村の散歩者 母校 ・田園小品 狐 山火事 ・故郷抄 講 先祖祭 建碑式 田園ノオト 椎の實拾ひ 鐵橋の町 ・田園歳末記 區長改選の日 財産整理 郷愁 土佐風景 …

文と本と旅と 上林暁

1959年5月、五月書院から刊行された上林暁の随筆集。 随筆集を出すのは、「不断の花」(昭和十九年、地平社)以来である。 それ以後、時々に書いた随筆がおびただしく溜まっていたが、小説集でさえなかなか出せないのだから、随筆集なんか出す機会は来ないだろ…

星を撒いた街 上林暁傑作小説集 山本善行撰

2011年6月、夏葉社から刊行された上林暁選集。装幀は櫻井久。 目次 花の精 和日庵 青春自画像 病める魂 晩春日記 諷詠詩人 星を撒いた街 撰者解説 山本善行 NDLで検索Amazonで検索

明月記 上林暁

1943年5月、非凡閣から刊行された上林暁の第7創作集。題簽は川端康成。画像は扉。 目次 明月記 擬實珠 不思議の國 夭折 茨の道 銅鑼 紅い花 首途 失敗談 秋一日 海山 烏の宿 小説の題について(後記) NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

過ぎゆきの歌 上林暁

1957年大日本雄弁会講談社から刊行された上林暁の創作集。装幀は川崎鈴彦。第9回読売文学賞候補作品。 目次 過ぎゆきの歌 說教聽聞 光明院の鐘の音 村八分 つつじを看る 懸賞作家 子の世代 大懺悔 泰作咄 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索…

閉關記 上林暁

1946年11月、桃源社から刊行された上林暁の第10創作集。装幀は恩地孝四郎。 目次 閉關記 競爭者 はらから通信 めぐりあひ 天の聲 友樹と高樹 北國 彷徨者 年少の友 孤獨先生 第十創作集の後に NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

開運の願 上林暁

1949年3月、改造社から刊行された上林暁の第15創作集。装幀は吉岡堅二。画像は裸本(かつヌレ)。 目次 開運の願 雪安居 暮夜 約束の家 女客 辨天町年代記 素話 更年期 結婚の辭 母 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

御目の雫 上林暁

1959年12月、筑摩書房から刊行された上林暁(1902~1980)の第21著作集。 本集には、前集に収められた作品以来の作品五篇と、それと同時期の作品五篇とを収めた。作品は餘るほどあつたのに、纏めるのに骨が折れた。纏めようとすると、それぞれの作品が勝手な…

迷ひ子札  上林暁

1961年6月、筑摩書房から刊行された上林暁(1902~1980)の第22著作集。装幀は栃折久美子(1928~)。 私は明けて六十歳(數へ)である。輕かつたが、腦溢血で倒れてから十年目になる。倒れて間もなく、私は英國の巨匠レイノルヅが腦溢血に罹つてから十年の…

珍客名簿 上林暁

1955年4月、山田書店から刊行された上林暁(1902~1980)の第19著作集。装幀は鈴木信太郎(1895~1989)。 目次 珍客名簿 鉛筆の家 扁平魚 故舊 恐怖 三人姉妹 女勸誘員 薄明 書店宛の手紙 NDLで検索するAmazonで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで検…

姫鏡臺 上林暁

1953年10月、池田書店から刊行された上林暁(1902~1980)の第16著作集。装幀は鈴木信太郎(1895~1989)。 目次 ロマネスク 柳の葉よりも小さな街 姫鏡臺 魔の夜 楽しき晝食 鄙の長い路 緋文字 零落者の群 月魄 あとがき NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオ…