愛敬浩一

愛敬浩一 愛敬浩一詩集 新・日本現代詩文庫149

2020年4月、土曜美術社出版販売から刊行された愛敬浩一(1952~)の詩集成。装幀は森本良成。 目次 ・詩篇 ・詩集「しらすおろし』(一九八六年) 抄 しらすおろし 満月ですね 声 ・詩集「夏が過ぎるまで」(二〇〇六年) 抄 朝の水やり 連取(つなとり)本町 吉…

夏が過ぎるまで 愛敬浩一詩集

2006年4月、砂子屋書房から刊行された愛敬浩一(1952~)の第8詩集。装幀は倉本修。 伊勢崎から、前橋の南側を抜けて高崎まで、二十キロ弱四十分を車で通勤している。と言っても、それぞれの街の位置関係が分からない方には、なんのイメージも湧かないかもし…

母の魔法 愛敬浩一詩集

2015年6月、書肆山住から刊行された愛敬浩一(1952~)の第9詩集。編集制作は詩的現代出版部。詩的現代叢書7。著者は群馬県吾妻郡生まれ、刊行時の著者の住所は伊勢崎市。 過日、久しぶりに中学校の同窓会に参加した。その時、以前、上毛新聞に載せていただ…

メー・ティはそれを好まない 愛敬浩一詩集

2021年5月、土曜美術社出版販売から刊行された愛敬浩一(1952~)の詩集。装画は宇野亞喜良、装幀は直井和夫。 目次 朝/回避するために アパート/領域 もう一つのアパート/足場がいるのだ ベンヤミンは書いている/基調報告 メッセンジャー/行程 あっせん団交…

詩人だってテレビも見るし、映画へも行く。 愛敬浩一

2020年9月、土曜美術社出版販売から刊行された愛敬浩一(1952~)のエッセイ集。装幀は高木裕子。[新]詩論・エッセイ文庫10。 目次 序詩 私のブルース Ⅰ 毎日、テレビを見る。 〈つかこうへい以後〉と〈ゲシュタルト崩壊〉――二つの恋愛TVドラマ 「うそ、や…

遠丸立もまた夢をみる 失われた文芸評論のために 愛敬浩一

2022年2月、洪水企画から刊行された愛敬浩一(1952~)による遠丸立(1926~2009)の評論集。装幀は巖谷純介。詩人の遠征12。 目次 プロローグ 1 なぜ<吉本隆明論>か? 2 <ドストエフスキー論>へ 3 『恐怖考』を読む 4 『死の文化史』を読む 5 『記…

大手拓次の方へ 愛敬浩一

2021年11月、土曜美術出版販売から刊行された愛敬浩一(1952~)の詩論集。装幀は高島鯉水子。[新]詩論・エッセイ文庫16。 目次 プロローグ――詩「蛙の夜」を読む 1 大手拓次には詩が必要なんだ 吉増剛造・関口彰 2 大手拓次について、もっと突っ込んで勉強し…

しらすおろし 愛敬浩一

1986年11月、ゲンキ出版から刊行された愛敬浩一(1952~)の詩文集。装幀は田中初子。著者は群馬県生まれ、刊行時の住所は市川市。 目次 ・Thirteen Poems in Chorus しらすおろし 満月ですね 声 水上 渋川(異稿) 前橋 深谷 八重洲 もくもくとみる 近況報…

クーラー 愛敬浩一詩集

1999年8月、ワニ・プロダクションから刊行された愛敬浩一(1952~)の第3詩集。著者は群馬県生まれ、刊行時の住所は伊勢崎市。 病中詠歌は、日本詩歌の伝統の一つである。数年前、まちがいなく私は二週間ほどの入院を経験した。残念ながら生死をさまようよう…