翻訳詩集
1988年5月、思潮社から刊行されたアメリカ先住民の口承詩。編訳は金関寿夫(1918~1996)。装幀は芦澤泰偉。カバー表はナバホの砂絵、裏はナバホの織物。 目次 Ⅰ まえがき II アメリカ・インディアンの口承詩 (青い夜がおりてくる) 嵐の歌 岩 (なんじ 雨を好…
1946年4月、柏書店から刊行されたアレクサンドル・ブローク(1880~1921)の長編詩集。翻訳は中山省三郎(1904~1947)。装幀は亀倉雄策、挿絵はアンネンコフ。 露西亞象徵派の詩人たちは、すでに十月革命以前に、社會的現實に目を蔽ひ、現實の苦惱や矛盾を…
1994年1月、国文社から刊行されたトルコの選詩集。翻訳は峯俊夫(1924~)。 目次 トルコの詩について Ⅰ 中世 フズリ 抒情詩篇(抄) レイラーとメジヌン(抄) バーキー 抒情詩篇(抄) Ⅱ 現代 ナズム・ヒクメット・ラン アナトリヤ 胡桃の木と跛のユヌースの物語…
2006年6月、詩画工房から刊行されたホートサング・ジグメの自伝。翻訳は水崎野里子。装画は中島由夫。 目次 まえがき 水崎野里子 はじめに ホートサング・ジグメ 序言 1 おばあちゃん 2 私の第一歩 3 二番目の大飢饉 4 青い空の下で 5 悲しい死 6 母の…
2000年11月、書肆山田から刊行された戈麦(ゴーマイ、1967~1991)の詩集。翻訳は是永駿。装幀は亞令。 目次 戈麦自述 Ⅰ 終末の日 太陽の雨 秋の呼び声 さまよえる思い 白昼 未完の詩篇 渡し口 麦打ち場 逃亡者の十七篇(抄録) 泳ぐ 家 誓い 歳末ソネット1 歳…
1985年11月、みすず書房から刊行された中井久夫(1934~2022)によるギリシャ詩のアンソロジー。 これは二〇世紀ギリシャの輝かしい大詩人たち数人の訳詩集である。コンスタンディノス・カヴァフィスが五六詩、ヤニス・リッツォスとオジッセアス・エリティス…
1980年2月、朝日出版社から刊行されたフランシス・ジャム(1868~1938)の詩集。翻訳は倉田清(1928~)。 フランシス・ジャムの詩は、昭和三年に堀口大学氏によって、日本に紹介されて以来、多くの人に愛され続けている。私がジャムのこまやかな感情を包ん…
1999年6月、国文社から刊行されたシェイマス・ヒーニー(1939~2013)の詩集。翻訳は村田辰夫、坂本完春、杉野徹、薬師川虹一。装画は星野勝成。 目次 雨筒 アイルランド在住のオランダ人陶芸家へ 聖ブリジッドの腰輪 ミント 四〇年代のソファ 相変わらずの…
2023年8月、土曜社から刊行されたシルヴィア・プラス(1932~1962)の詩集。翻訳は吉原幸子(1932~2002)と皆見昭(1931~)。1995年の思潮社版を底本として再編集したもの。 目次 追跡 森の神(フォーン) 婚礼を飾る花輪 水晶球占い師 ハードカースル断崖…
1958年11月、国文社から刊行されたナーズム・ヒクメット(1901~1963)の詩集。翻訳は峰俊夫。装幀は育野纓子。ピポー叢書。 目次 死んだ少女 雲が人間を殺さないように 日本の漁夫 武器なき人々 船は朝鮮へ行く わたしたちの子どもたち アフメッドへ おまえ…
1984年8月、国文社から刊行されたロバート・フロスト(1874~1963)の詩集。翻訳は藤本雅樹(1953~)。 目次 牧場 石垣修理 雇人の死 山 百本のカラー 埋葬 黒い家 ブルーベリー 召使たちの召使 林檎摘みをおえて 掟 子孫たち 家政婦 恐怖 自己探求者 薪の…
2006年9月、作品社から刊行された李箱(1910~1937)作品集。翻訳は崔真碩(1973~)。李箱(イ・サン)は朝鮮・京城生まれ、本名は金海卿(キム・ヘギョン)。モダニスト作家。 目次 ・小說 蜘蛛、豚に会う 翼 逢別記 童骸 黄牛と鬼(トッケビ) 終生記 失…
2006年8月、書肆山田から刊行されたマフムード・ダルウィーシュ(1941~2008)の詩集。翻訳は四方田犬彦。装幀は亜令。著者はパレスチナ独立宣言の起草者。 目次 道のなかにさらなる道 この大地にあって また野蛮人がやって来る 死んでいるわたしが好き 山裾…
1997年8月、風書房から刊行されたパブロ・ネルーダの詩集。翻訳は田村さと子。装幀は吉野史門。 目次 マチュ・ピチュ山頂 パブロ・ネルーダ年譜 解説あとがきスペイン語原文 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1989年5月、私家版として刊行された三好豊一郎による寒山の訳詩集。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1948年11月、操書房から刊行されたアロイジウス・ベルトラン(1807~1841)の詩集。翻訳は城左門(城昌幸)。 目次 ベルトラン小傳 西山文雄 ・弗拉曼土派 とんがり髭 魔宴への門立 ・巴里古調 猶太人ふたり 夜の浮浪群 懸行燈 ネエルの塔 伊達者 治安殿 書…
1956年1月、池田書店から刊行されたウィリアム・シェイクスピアの詩集。翻訳は吉田健一。 目次 シェイクスピアの十四行詩に就て 十四行詩抄 後記 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2018年9月、大和プレスから刊行されたクリスティーヌ・ド・ピザン詩集。編訳は沓掛良彦と横山安由美。アートディレクションは原耕一、デザインはせい。 このほど大和プレス社長佐藤辰美氏の望外のご支援を得て、積年の夢であったクリスティーヌ・ド・ピザン…
1994年1月、思潮社から刊行されたパティ・スミスの詩集。翻訳は山形浩生、中上哲夫、梅沢葉子。装幀は芦澤泰偉。 目次 序文(日本版へのパティ・スミスからのメッセージ) [山形浩生訳] Ⅰ ラジオ・エチオピア[山形浩生訳] 通告 notic イタリア(ラウンド) ita…
1969年9月、筑摩書房から刊行されたシュルレアリスム詩集。翻訳は飯島耕一。 目次 ジャック・プレヴェール レイモン・クノー ポール・エリュアール ルネ・シャール ロベール・デスノス バンジャマン・ペレ アントナン・アルトー エーメ・セゼール オクタビオ…
1977年10月、木耳社から刊行されたヘルマン・ヘッセ(1877~1962)の詩画集。翻訳は高橋健二。詩画5枚と解説、ヘッセのポートレイト。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1990年2月、筑摩書房から刊行された李陸史(イユクサ)の詩文集。翻訳は伊吹郷。装画は玉一成。 目次 はじめに Ⅰ 詩 うま 春愁三題 たそがれ 失題 ひとつの星をうたおう 海潮詩 路程記 草ぶきの家 江を渡っていったうた 小公園 鴉片 年譜 ナムアン山城 みず…
1977年5月、吟遊社から刊行されたジュール・ラフォルグ(1860~1887)の詩集。翻訳は中江俊夫。画像は硫酸紙カバー欠。 目次 ニースのノートルダムのおるがん弾きのなげきうた かーにばるの晩 小さな心臓肥大症患者のうた 七月の夜の憂鬱 束の間の喜劇 神格…
1960年11月、書肆ユリイカから刊行されたキャスリーン・レイン(1908~2003)の詩集。翻譯は片瀬博子。海外の詩人双書8。 目次 石と花 抒情詩 牛の夢 虎の夢 母の歎き 落下 水晶の頭蓋 収穫 ノクターン 時の中で 滝の傍で 小川の中で 聖霊降臨節―一九四二年 …
1989年5月、静地社から刊行されたパウル・ツェラン(1920~1970)の訳詩集。翻訳は飯吉光夫(1935~)。 『罌粟(けし)と記憶 Mohn und Gedächtnis』は、一九五二年に出版されたパウル・ツェラン Paul Celan(一九二〇~七〇)の処女詩集である。この詩集には…
1933年2月、第一書房から刊行されたイワン・ツルゲーネフ(1818~1883)の散文詩集。翻訳は中山省三郎(1904~1947)。 目次 セニリア 田舍 會話 老婆 犬 競爭相手 乞食 愚かしき者の審判を聽け 處生法 滿足してゐる人 この世の終末 マーシャ 馬鹿もの 東方…
1969年7月、思潮社から刊行されたロビンソン・ジェファーズの詩集。翻訳は中島完。表紙写真はジェファーズの住んでいたトア・ハウスとその周辺(訳者撮影)。現代の芸術双書32。刊行時の翻訳者の職業は帝塚山大学講師、住所は枚方市。 目次 Ⅰ・一九四八 キャ…
1957年9月、国文社から刊行されたギュヴィクの詩集。翻訳は長谷川四郎。表紙は蛭間重夫。ピポー叢書。 目次 岩 皮をはがれた牛 債権者たち 顔 知覚 シャンソン 物語 灼熱 バラード 場末 詩法 知覚 知覚 時間 護符 思い出 祭 実物敎育 見る 眠りの森の美女に …
1989年12月、思潮社から刊行されたエリック・サティ(1866~1925)の詩集。翻訳は藤富保男(1928~2017)。カバー、扉、本文中の絵は八木美穂子。表紙、「スポーツと嬉遊曲」のイラストは藤富保男。 目次 ・スポーツと嬉遊曲 序 食欲をそそらないコラール ブ…
1964年9月、思潮社から刊行されたアンリ・ミショーの詩集。翻訳は小島俊明。表紙は瀧口修造。 目次 序言 とほうもない大声 ラザロ、おまえは眠っているのか 呪われた年 疲れたはいたかよ 大きく飛べ 奇妙な均衡 衝突音 虚無の仮面 剣の平和 テラス 糸状の人…