伊藤聚

気球乗りの庭 伊藤聚詩集

1976年8月、百鬼界から刊行された伊藤聚の第2詩集。ブックデザインは大野健一。 目次 1 パトロジィ 声の量 氷栽培 たんけんにいく 踊の地上へ ずっとバスルームに入っていて 燃える台地 食卓のサバンナで 発射台の近くで わたしたちの床はみどり 島々 オー…

伊藤聚詩集成

2001年4月、書肆山田から刊行された伊藤聚の詩集成。附録栞は伊藤の蔵書リスト一覧。 伊藤菜(いとうあつむ) 一九三五年、東京阿佐ヶ谷に生れる。少年時代を静岡県に過ごし、四五年五月には磐田空襲で直撃され、多くの友人を目前で喪っている。早稲田大学独文…

目盛りある日  伊藤聚詩集

1980年1月、れんが書房新社から刊行された伊藤聚(1935~1999)の第4詩集。ブックデザインは宮園洋。 目次 航跡をながめて 猫印のサラダボール 調理場 くらい午後のパーティ ふたたびたび旅また旅 着地 海辺の家 春の見学コース 大きな看板 収穫期 ホワイト…

世界の終りのまえに 伊藤聚詩集

1970年7月、思潮社から刊行された伊藤聚(1935~1999)の第1詩集。制作は堀川正美(1931~)・大野健一。 目次 馬の購入 軽い男 水 調理 目測 トレーラー 春遠からじ 君は……… ふくろのなかで ちいさい罐切り 消極的な義務 兵器の夢 毎日 栗鼠が 蔓にまかれて…

伊藤聚読本 NEW感情同人編

2000年3月、NEW感情から刊行された伊藤聚(1935~1999)読本。 目次 詩論 川端隆之 伊藤聚の詩――その主体の日本的正確と非日本的正確 小池昌代 昆虫言語のような伊藤聚の詩 河津聖恵 「詩」の「不可能性」の、魅惑 北爪満喜 終わりのあとにとどまる。気球乗…

羽根の上を歩く 伊藤聚詩集

1985年5月、書肆山田から刊行された伊藤聚(1935~1999)の第4詩集。「たからさがし」と「出発信号点灯完了」の2冊が同梱されている。 たからさがし 目次 お鍋が熱い あたらしいスケジュール表によって 冷害 ユニットバス プレイランド 地がため 洪水 スケジ…