その他歌集
1993年1月、短歌新聞社から刊行された原田夏子(1921~2022)の第1歌集。彩光叢書第55篇。著者は甲府生まれ、本郷育ち。 目次 ・青葉の街 祈り 花の夕空 隠れ鬼 青葉の街 喪の花 朝の虹 昼の電車 夏の水槽 墨堤 売りつくしセール 余呉湖 落日の浜 沙羅の木 …
1993年1月、ながらみ書房から出た戦後生まれの歌人75名による第一歌集のアンソロジー。装幀は菊池大作。 目次 田島邦彦 序 真鍋正男 雲に紛れず 上妻朱美 起重機と蝶 蔵本瑞恵 日時計 秋山佐和子 空に響る樹々 藤元靖子 風の柱 小林幸子 夏の陽 安田純生 蛙…
1963年10月、産報から刊行された亀屋忠兵衛の都々逸集。装画は難波淳郎。 目次 序 長谷川伸私の唄 徳川夢声駄菓子の味 亀屋忠兵衛一筋の光 歌集「下町」に寄せて 杉原残華 都々逸 下町 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索Yahoo!オークションで検索メル…
1968年11月、私家版として刊行された亀井斐子(1911~)の歌集。著者は亀井勝一郎の妻。 亀井勝一郎君のお葬式の日の斐子夫人は、人間の世で見る人妻の最も哀切な姿であると、その日の御様子が私の心に刻み込まれた。故人亀井君は思想の人、文の人としてのみ…
2009年9月、書肆推車客から刊行された大室ゆらぎ(1961~)の歌集。 目次 海南別墅 五十首 半島 五十首 連禱 五十一首 稲妻 五十首 長夜 五十首 浮き島 五十首 花音 五十首 夏至 五十首 鶉 五十首 跋 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索…
1943年2月、一條書房から刊行された中河與一(1897~1994)の句集。題簽は伊藤壽一、装幀は斎藤昌三。 目次 信濃の國(十首) 春(四首) 三崎の歌(十六首) 九月三十日(三首) 自戒(十二首) 庭前觸目(十首) 松の葉(八首) 柊と雪(十三首) 月夜(四…
1993年6月、短歌新聞社から刊行された佐藤信弘(1936~)の歌集。個性叢書第190篇。 目次 南にひらく 葱坊主 おつかい ひがんばな 土と葬い 赤松の幹 梵天勧請 花嫁人形 焚かれる 洋館の窓 いろんな日 土の成分 通夜のいろ ゆきどけ 前を歩く男 まちの穴 方…
1940年5月、立命館出版部から刊行された小泉苳三の歌集。ポトナム叢書第32編。 目次 序文 中川小十郎 序文 板垣征四郎 挿絵 加納辰夫 序文 立命館總長 中川小十郞閣下 序文 支那派遣軍總參謀長陸軍中將 板垣征四郞閣下 挿繪 〇〇部隊囑託從軍畫家 加納辰夫畫…
1998年9月、雁書館から刊行された関口ひろみ(1961~)の第1歌集。装幀は山岸義明。かりん叢書113。著者は横浜生まれ、馬場あき子に師事、刊行時の住所は横浜市鶴見区。 目次 Ⅰ 薄きコート 栃ノ木峠、木ノ芽峠 いづれさびしき 夕波あかり あめふりあさがほ …
1992年9月、ながらみ書房から刊行された安藤美保(1967~1991)の遺稿歌集。装幀は渡辺美知子。著者は東京生まれ、研究旅行中に滋賀の山中で転落死した。 目次 Ⅰ モザイク 透きとおるもの 昼顔の露 曲線の時計 のど飴 国文科生 幼なじみ 家族 大学の朝 Ⅱ 少…
2022年7月、新装版として砂子屋書房から刊行された魚村晋太郎(1965~)の第1歌集。装本は倉本修。元版は2003年刊行。2004年に第30回現代歌人集会賞受賞。著者は川崎市生まれ、塚本邦雄に師事。 目次 Ⅰ 銀耳 蓋 容 紅茶 模様 Ⅱ 吉兆 虹彩 銀河 朱雀 煮沸 犬A…
1931年10月、水甕社から刊行された石井直三郎(1890~1936)の歌集。水甕叢書第12篇。著者は岡山県小田郡矢掛町生まれ。 目次 ・大正十四年 大和にて(五首) 木蓮(四首) 病院にて(二首) 鳩鳥(九首) ・大正十三年 兄の女死せる時その寫眞に (四首) 夢後(三首) …
2019年3月、鶫書房から刊行された光本恵子(1945~)の評論集。イラストは佐藤英里子。未来山脈叢書第203篇。著者は鳥取県生まれ。 本書は二十年にわたり、新聞「長野日報」紙に書き続けてきたものの一部をこの度、まとめたものである。 明治時代は文学も新…
1935年12月、中西書房から刊行された丹澤豊子(1900~1985)の歌集。地上叢書第12篇。窪田空穂に師事。刊行時の職業は東京地裁調停員。 目次 昭和十年 昭和九年 昭和八年 昭和七年 昭和六年 昭和五年 昭和四年 寂しき路(自昭和三年至大正十四年) 大正十三年 …
1937年6月、文泉閣から刊行されたプロレタリア・アンソロジー歌集。短歌評論社編。 目次 作業強化・矢代東村 咳きながら・速水惣一郎 炭坑・林冬二 救農工事・西川修 勞働讃歌・岡村淨一郎 墓場の穴掘・武政杜郎 勞働抄・後藤順一郎 學生の群・田邊收 筑波山…
1949年10月、潮音社から刊行された土屋克夫の歌集。著者自装。 目次 大臼(四二首) かりがね(一二七首) こほろぎ(八七首) 焰(一六〇首) あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1929年9月、東京詩學協會から刊行された舘脇操(1899~1976)の歌集。著者は横浜市生まれの植物学者。刊行時は北海道帝国大学農学部の学生。 目次 銀杏の葉蔭 陽炎 丘 馴鹿 島 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1979年9月、新日本歌人協会から刊行された山埜草平(1902~)の歌集。編集は赤木健介、井伊脩、高群郁。 目次 歌人山埜草平 序にかえて 赤木健介 一九二十年代の小山君 松本三益 無口で詩人肌の小山宗君 掘卯太郎 第二無新時代の小山宗君 高橋勝之 ・『短歌…
2014年7月、私家版として刊行された喜多昭夫(1963~)の歌集。表紙写真は岡部春彦。著者は金沢生まれ、刊行時の住所は石川県野々市。 目次 幻視炉 教室 相談室 月面 品川 瑞穂 広場 屋上 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1922年9月、警醒社書店から刊行された別所梅之助の歌集。画像は函欠本。 目次 みづからを愛づる者 夢なる母 土の器 危き道 脱ぎすてし殻 病と心と 寶鐸艸 山の雨 人の胸に 遠き光 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1965年3月、初音書房から刊行された牛田留治の第3歌集。装幀は小島清。 一雨集(昭和三十年六月河原書店刊)、冬の手(昭和三十三年六月日本文芸社刊)につづく第三歌集を自分で編むことが出来た。集中の一群の題名滾をもって表題とした。 昭和三十三年夏から三…
1950年9月、國際文化協會出版部から刊行された常田富美の歌集。装幀は亀山龍樹。 目次 序 前川佐美雄序 田中武 ああ火が欲しい 囚はれに泣く 同室の人々 からじや 多々的辛苦 三人の女 新生・卽死 マダーム・ダバイ! 二人ニコライ 冬魔の訪れ 煙草卷 女の夜…
1946年8月、檜発行所から刊行された村田利明(1896~1976)の第2歌集。装幀は里見勝蔵。檜叢書第2篇。 目次 ・机邊 昭和十五年 童馬山房 七年 土 遠空 夕 追慕 水邊 午后 細雨 對坐 若竹 相模 藤棚 巷 米 睡蓮 男兒 上野國 かりて 祭典 耕平氏 一年 老死 直…
1957年8月、白玉書房から刊行された田谷鋭(1917~2013)の歌集。コスモス叢書第18篇。第9回読売文学賞候補作品。 目次 ・面伏すごとく 昭和二十八年―昭和二十九年 面伏すごとく けだもの 箱根小湧谷 夜の構圖 豆腐 驛の花圃に 油なす翅 少女 冬終る頃 竹の…
1929年1月、國風閣から刊行された中込純次(1906~2001)の歌集。 目次 序詩、序歌 自序 雪の山脈 途上 知るや君 時は秋 高臺の夕 クラス會 ふるさと 夜更 四つ葉 夏の日 雨が止む 車夫に ある田舍娘に 光と淚 山 神に創られしもの 日本人 田舍の路 病 四月…
1921年12月、春陽堂から刊行された杉浦翠子(1885~1960)の歌集。著者は杉浦非水の妻。「モボ・モガ」の「モガ」。画像は函欠本。 目次 序歌 島木赤彦 序文 中村憲吉 序文 齋藤茂吉 ・大正六年 桃の枝 ・大正七年 齋藤茂吉先生を長崎に送る 冬 春 姪と我と …
1923年7月、宇都宮書店から刊行された米山久子(1897~1981)の歌集。著者は夫人運動家。 若い日の憧憬が生んだ美しい詩の世界もだんだん現實に蝕されて行く。これを痛みながらも心の外へ一步も出られぬはかなさを思ふとやつぱり心に印する刹那刹那を歌うて…
1911年4月、竹柏會出版部から刊行された石榑千亦(1869~1942)の歌集。 目次 北の海 南の海 波の飛沫 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1992年4月、私家版として刊行された皆川芳雄の遺稿歌集。 目次 遠洋航海 真珠湾攻撃 諸文集 略歴註釈あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1960年8月、白玉書房から刊行された金石淳彦の遺稿歌集。 目次 序 (土屋文明) 昭和五年 (八首) 昭和七年 (六首) 昭和八年 (十五首) 昭和九年 (九首) 昭和十年 (六首) 昭和十一年 (六首) 昭和十二年 (三首) 昭和十三年 (十九首) 昭和十四年…