その他歌集
1992年4月、私家版として刊行された皆川芳雄の遺稿歌集。 目次 遠洋航海 真珠湾攻撃 諸文集 略歴註釈あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1960年8月、白玉書房から刊行された金石淳彦の遺稿歌集。 目次 序 (土屋文明) 昭和五年 (八首) 昭和七年 (六首) 昭和八年 (十五首) 昭和九年 (九首) 昭和十年 (六首) 昭和十一年 (六首) 昭和十二年 (三首) 昭和十三年 (十九首) 昭和十四年…
1992年12月、雁書館から刊行された山田消児(1959~)の第1歌集。装幀は小紋潤。著者は静岡県生れ。 目次 少年の日々 環状線 まぼろし野 物語り 死顔 屋上 水銀灯と紳士 狩人の夜 鏡 約束 マリアの涙 風景 風見町通信 返信 NDLで検索Amazonで検索日本の古本…
1966年9月、未来短歌会から刊行された沢章二(水野禄朗)(1920~?)の歌集。著者は岐阜県恵那市生れ、刊行時の住所は名古屋市中区。 本書に収めた歌は昭和三十三年十一月号から、昭和四十年十二月号までの「未来」に発表したものである。それに「短歌」(角…
1943年9月、協栄出版社から刊行されたアンソロジー歌集。編者代表は久米正雄。 昭和十六年十二月八日、不信橫逆なる米英兩國にして、長くも宣戰の大詔渙發あらせらるるや、忠勇無比なる皇軍の將士は、海に、陸に、空に、敵兵を、敵艦を、敵機を殲滅し、赫々…
1961年9月、四季書房から刊行された荻野須美子(1917~)の第1歌集。著者は浦和市生れ。刊行時の住所は浦和市北浦和。 目次 序 加藤克巳 Ⅰ 身辺さんらん 芝の住人 カラスと猫と 五月のドラム 野のあしおと ひずむ都会 無蓋の空 芝を焼く 歳末の川 煙突のある…
2015年4月、双風舎から刊行された中澤系の歌集。雁書館版の増補。造本・組版は米村緑。 目次 Ⅰ 糖衣(シュガーコート)1998 1999 Ⅱ 2000 2001 Ⅲ 1997 1998 編集後記(雁書館版)さいかち真 解説(雁書館版) 中澤系さんの歌集のために 岡井隆 栞(雁書館版)…
2020年9月、書肆侃侃房から刊行された川野芽生(1991~)の第1歌集。第29回歌壇賞受賞作品。付録栞は、水原紫苑「制度を以て制度に抗う窮極の孤絶」、石川美南「これは美しさについての本で、闘いの本」、佐藤弓生「生き延びるための歌」。著者は神奈川県生…
1966年9月、初音書房から刊行された引野収(1918~1988)の歌集。装幀は竹村利雄。短歌世代シリーズ第8集。 この歌集<石牀の歌>の内容をなす作品は、昭和三十八年から同四十一年五月までに、主として<短歌世代>に発表したものを中心に採録し、<短歌><現代短…
1974年2月、北海道編集センターから復刊されたバチラー八重子(1884~1962)の歌集。復刻双書<北海道の名著>第2巻。元版は1931年4月、東京堂から刊行された。アイヌ語部分の訳註は金田一京助。 目次 若きウタリに 養父母 逝きし父にささぐ 故鄕 逝きし姪に…
1978年1月、短歌人会から刊行された藤森益弘(1947~)の第1歌集。装幀装画は金城龍男。著者は大阪府生まれ、刊行時の著者の職業はサン・アド勤務CMプロデューサー。 八月にはいると雨ばかり降り、気温の上がらない日が続いた。そのさむい夏の終りに、やっと…
1943年12月、日本書館から刊行された高山道之の歌集。創作社叢書第14。著者は八女生まれ、刊行時の職業は紙職人。 目次 ・自大正十一年至大正十四年(前期) むらぎも 父病めり 夏ひとり 秋風の歌 結婚 人夫の歌へる 寒漉 寂寥 夏の憂鬱 夏の寂寥 煙れる夏 夜…
1935年12月、表現社から刊行された三宅史平の詩集。表現叢書第10篇。カットはルドヴィクロード・ピサロ。著者はエスペランチスト。 ぼくが,長い「休息」ののち、「短歌表現」に歸つたとき、兒山君が、最初にぼくに言ったのは、ぼくの作品集を出せといふこと…
1954年1月、出口草露歌集刊行会から刊行された出口草露の歌集。表紙は棟方志功。 目次 序 嘉納とわ 昭和十三年 昭和十四年 昭和十五年 昭和十六年 昭和十七年 昭和十八年 昭和十九年 昭和二十年 昭和二十一年 昭和二十二年 後記 NDLで検索Amazonで検索日本の…
1977年10月、短歌新聞社から刊行された川島多一(1913~)の歌集。 私は大正二年群馬県の片隅の農村に生れました。米作と僅かな養蚕を営む農家の八人きょうだいの末子でした。物心ついたときはすでに父は亡くなっていました。 小学校を卒える春のこと、背中…
1974年11月、白日社から刊行された野間亜太子の歌集。詩歌叢書第60篇。 目次 西行 秋萩帖 わがビリチス 寂蓮 BLUE CHINA わがメディア IL BAROCCO ROMANO ZEITGENÖSSISCHE DEUTSCHE KUNST わがジル・ド・レー CHEFS-D' OEUVRE DU MUSÉE DE BORDEAUX わがビア…
1975年11月、草津公論社から刊行された横山石鳥の歌集。 この歌集は、私が昭和二十二年(二十二オ)群馬県草津町にある国立療養所栗生楽泉園に入園したとき以来、昭和三十四年(三十四才)までの十三年間の作品から、五百二十二首を収録した。そのうち昭和三十三…
1987年、ながらみ書房から刊行された田島邦彦(1940~)の歌集。装幀はサンブンノイチ工房。 『暗夜祭天』は、ぼくの単独歌集としては『晩夏訛伝』(石神井書林・一九八四年一月)につづく二番目のもので、歌の数は、前集とかわらず二○○首とした。第一歌集では…
1998年5月、立風書房から刊行された短歌アンソロジー。装幀は芦澤泰偉。 目次 ・萩原祐幸集 「萩原祐幸様」藤井貞和 ポケットエンジェル みづいろの歳月 ぼくであることの奪還 ・加藤治郎集 「キーで打ち出された純情」夏石番矢 スプーンフル コレクション …
1959年7月、青虹社から刊行された石橋三男の歌集。 目次 序文 大脇月甫 ・昭和十三年 落葉する 夏に向ふ 木枯 ・昭和十四年 秋深む 雑記帳 身辺雑唱 病む日 友逝く 熱き日 漁火 海に向ふ ・昭和十五年 霰 種痘 春逝く 水乏し 風冷ゆ ・昭和十六年 漁村の曙 …
1954年9月、新興出版社から刊行された矢代東村(1889~1952)の遺稿歌集。編集は渡辺順三と香川進。刊行委員は尾山篤二郎、北原菊子、窪田空穂、土岐善麿、前田繁子、松村英一、吉植庄亮、米田雄郎。 目次 パンとバラ 大正十二年―同十五年、三一七首 溶鑛爐 …
1951年8月、草木社から刊行された斎藤喜博(1911~1981)の歌集。 目次 ・一九三五年(昭和十年) 病後 (十首) 海棠の花 (十二首) 合歡木(七首) 睡蓮 (四首) 別離 (四首) 折にふれ (七首) ・一九三六年(昭和十一年) 春を待ちつつ (十三首) 日常吟 (八首) 折々 …
2002年12月、鳥影社から刊行された有賀眞澄の歌集。著者は諏訪市生まれ。 目次 斐恋集 ヒジュラの海 海のプリズム――無限ホテル航海記 海のプリズム――地中海少年使節行ロカ・アデン 桜蘭の砂 カセクシス――さらばシベリア 足摺 天草旅吟――婆娑羅の秘跡 「恋闕…
1976年5月、村松武司の梨花書房から刊行された古川時夫(1918~)の歌集。著者はハンセン病患者。刊行時は国立療養所栗生楽泉園入所中。 ハンセン氏病(らい)の歴史は永く、それはまだ終ってはいないし、社会的偏見と差別の夜は明けていません。しかし私たち…
1942年2月、ぐろりあ・そさえてから刊行された田中武彦の歌集。 目次 上卷 短歌作品 二百三十五首 下卷 短歌作品 二百七十二首 後記 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1993年11月、朝日新聞社から刊行された坂口弘(1946~)の歌集。編集は坂口菊枝さんを支える会。著者はあさま山荘事件の確定死刑囚。 目次 写真の吾 リンチ 山小屋 落葉 夏の盛り 遺稿集 熱き湯 格子の雫 小窓 たんぽぽの綿毛 虫の音 新生 運河 狭き視野 の…
1994年1月、古心堂画廊から刊行された齋鹿逸郎(1928~2007)の歌集。装幀は村井啓哲。著者は画家。 説明しなければならない歌集である。六十五歳になつてゐるのに歌を作った期間が僅か数年程度で、それも三年作つて三十年の中断期間がある。中断といふより…
1979年4月、内海繁歌集刊行委員会から刊行された内海繁の第1歌集。装幀は黒川録郎。刊行時の著者の住所は姫路市。付録栞は、黒川録郎「「『北を指す針』に懐う」、松井岩男「『北を指す針』と南龍夫、川口汐子「恵郡山の雪」、小林武雄「わが友へ」、安藤礼…
1973年11月、私家版として刊行された前田義則の第1歌集。写真は三池炭鉱労働組合。 歌集「坑道」は、私の最初のささやかな歌集である。この歌集には、昭和四十三年から四十八年まで「新日本歌人」その他に発表した作品のなかから二〇二首を選んでおさめるこ…
1987年5月、雁書館から刊行された草市潤(1918~2019)の歌集。装幀は小紋潤。著者は佐賀県生まれ、中島哀浪(1883~1966)の次男。 私が生まれる以前から、家の中には短歌的思念が処せましと張りついていた。長ずるにしたがい、短歌とはそうしたものとのお…