山本美代子

遠野 山本美代子詩集

1990年9月、花神社から刊行された山本美代子(1932~)の第6詩集。装幀は熊谷博人。 これらの詩は、「遠野物語」という、不思議なORGANに共鳴するこわれかけた手風琴の、ひびきのようなものでもあろうか。遠野という言葉は、初めて出会ったとき、ひとつの音…

山本美代子詩集 山本美代子

1982年5月芸風書院から刊行された山本美代子(1932~)の詩選集。日本現代女流詩人叢書第11集。 目次 鮫 青春 ある呪阻 あじさい 時間 春 学校 語部 鳥籠 踏絵 帰郷 祭鳩人正 植木 皿 反歌 ピアノ 晴れた日には 手回しオルガン 母へ 口よせ 泣き女 正贄 人魚…

謝肉祭  山本美代子詩集

1981年12月、蜘蛛出版社から刊行された山本美代子(1932~)の第4詩集。写真は梅村光明、装幀は君本昌久。 数年まえ、病気をして生死の境をさまよっ てい たとき、どこからか聞とえてきた静かなオルガンの調べのせいでもあるのか、それからの私の生活は、ど…

方舟 山本美代子詩集

1968年9月、蜘蛛出版社から刊行された山本美代子(1932〜)の第1詩集。 あらゆることが自在に託されて、自由で単純で新鮮な詩の原形への憧れが、わたしの模索の向うにはいつもありました。 でもその幻の原形は、いまもなお幻のままでわたしの外に存在してい…