四季

春の曲 木村宙平詩集

1980年4月、私家版として刊行された木村宙平の詩集。題字は神保光太郎、装幀は白根光夫。刊行時の著者の住所は横浜市旭区。 昭和十九年の終刊に至る一時期の詩誌「四季」や「四季詩集」(昭和十六年)に会員として接触し、実作に思ひを凝らした日々は遠い昔に…

定本岩魚 蔵原伸二郎詩集

1965年12月、詩誌『陽炎』発行所から刊行された蔵原伸二郎(1899~1965)の遺稿詩集。第16回読売文学賞受賞作品の定本。附録栞は「蔵原伸二郎との交遊」(青柳瑞穂)、「まことの詩について」(浅野晃)、「日本的回帰貫いた蔵原」(安東次男)、「蔵原伸二…

ポルカ マズルカ 竹中郁詩集

1980年3月、潮流社から刊行された竹中郁(1904~1982)の第9詩集の普及版。第31回読売文学賞受賞。 詩を書きはじめてから何年になるか。詩のまねごとのなら中学生のころにはじめて、今日こっているものもある。 はっきりと、これは自分だけに書けるものだと…

稚児ヶ淵 小山正孝小説集

2005年12月、潮流社から刊行された小山正孝(1916~2002)の小説集。 目次 一九三九-四〇年 紙漉町 鰯雲 誘惑者の日記抄 一九四八-六〇年 心の中の石 少年時代 稚兒ヶ淵 微笑 嵐のあと 父の留守(未完) 枯尾花 一九六五-七〇年 冬の池 迷路 エッセイ 別記「盆…