中西悟堂

引力のめぐる夏野 中西博子詩集

1974年4月、詩学社から刊行されあた中西博子の詩集。装幀は藤泰隆。著者は中西悟堂の長女。 詩は私にとっていつもわからないものであった。たいがいの時、私は詩を書いてはいなかった。私の膝や首のあたりを彩るのは、ある景色、遠い夏、いくつかの出会いの…

叢林の歌 中西悟堂詩集

1943年1月、日新書院から刊行された中西悟堂(1895~1984)の詩集。装幀は水谷清。 目次 (第一) ・希望の歌(大正十五年) 沒落 野のカテーヂ 日沒に 『多』の歌へる ToAppationataOp.57 ・流通の歌 (昭和二年) 諧和 早春 重罪犯人のために 夜 三月の…