笹原常与

町のノオト 笹原常与詩集

1958年9月、国文社から刊行された笹原常与(1932~2012)の第1詩集。ピポー叢書52。 目次 ノオトⅠ 町の地図 風 道 地層 路 広場 運河 道Ⅱ ノオトⅡ 町に伝わる物語 黒人霊歌 深夜叢書 ソルベーグの歌 愚かな乙女 モナ・リザ ゆめ 白うさぎ ノオトⅢ 人人 夕 聴…

晩年 笹原常与詩集

2017年4月、七月堂から刊行された笹原常与(1932~2012)の遺稿詩集。編集は岡田袈裟男。 目次 Ⅰ 発表詩篇 果実 レースのカーテン 輪まわし 歩行 ゼリー セーター 魂の色について 魂の巻尺 素ガラス 色彩の水溜り 蜘蛛Ⅰ 落穂拾い ぶらんこ―心の空き地で Ⅱ 遺…

假泊港 笹原常与詩集

2002年3月、港の人から刊行された笹原常与(1932~2012)の第3詩集。造本・組版設計は堀渕伸司。 長きにわたって滞留したこの仮泊港から、出帆しなければならない時も近づいた。滞留中に、私なりに見聞きしたあれこれの事柄を書きとどめておこうと思い、詩集…

井戸 笹原常与詩集

1963年12月、思潮社から「現代詩人双書」の第9冊として刊行された笹原常与(1932~2012)の第2詩集。 わたしの井戸は小さく、水は涸れやすい。それでも少しずつ少しずつ水はわき出て、永井年月の間には、自然と井戸の底にたまるようになる。わたしは、自分の…