峰岸了子
2016年5月、書肆山田から刊行された峰岸了子(1944~)の第12詩集。装画は峰岸信輔。刊行時の著者の住所は世田谷区松原。 目次 月夜の晩 西の谷の沼 故郷の訛 空の話 羊の数をかぞえるように たましいのかるさ つるの 困惑 午後三時 校舎の窓から見おろすと …
2008年2月、水仁舎から刊行された峰岸了子(1944~)の第9詩集。長編詩。装画は峰岸伸輔。 母(義母)が逝って二一年。認知症(当時の老人性痴呆症)を病んでの他界でした。現実には齢を重ねていくのに、過去の想い出の中で暮らす母の頭をよぎる年齢はだんだんと…
1991年8月、深夜叢書社から刊行された峰岸了子(1944~2018)の第3詩集。 ゆっくりゆっくり詩を書き続けてきた。時どき、こんな遅いペースでき続けてきた。時どき、こんな遅いペースでよいのかと自問するが、生来気分屋の私には、自分のリズムでしか、納得い…