堀川喜八郎

三人の印度兵 堀川喜八郎詩集

2004年12月、燎原社から刊行された堀川喜八郎(1922~2011)の第9詩集。 目次 ・三人の印度兵 幽霊船 戦いの海 埴輪の海 無名の数 マニラ湾 前線へ ラングーンにて 奇襲その夜 戦い 落日抄 ペグー山脈 Yが注射を拒んだ理由 三人の印度兵 死の罠 ・歩く兵隊 …

夏の錘 堀川喜八郎詩集

1970年10月。燎原社から刊行された堀川喜八郎(1922~2011)の第3詩集。扉絵は海老原喜之助。 人間にとって自分とは何だろうか。 私はそれを知るために、自分のなかにいるもうひとりの自分との対話をくりかえしながら、詩を書いてきた。そして、たえまなくゆ…

惜日抄 堀川喜八郎詩集

1964年9月、双美社から刊行された堀川喜八郎(1922~2011)の第2詩集。DO No.2。編集同人は大江捷也、堀川喜八郎、光岡明、安永蕗子。 目次 狼火 時計 脱出 月夜 帰国 罠 秋がきて 春 波 葉ざくら まぶしい夏 峠の道 変身 雪 NDLで検索Amazonで検索日本の古…

公園 堀川喜八郎詩集

1954年11月、現代社から刊行された堀川喜八郎(1922~2011)の第1詩集。著者は熊本県鹿本郡鹿北村生まれ、1947年ビルマから復員。刊行時の職業は九州電気通信局宣伝課勤務。 現代詩は難解である。とはよく聞くことばです。私はこの二・三年、そうした発言に…

水の地方 堀川喜八郎詩集

1979年7月、燎原社から刊行された堀川喜八郎(1922~2011)の第4詩集。題字は安永蕗子。装画は松下博。第12回九州文学賞受賞作品。 渓谷の里、菊池での生活のなかから生れた詩篇をあつめて、この詩集を出版することにした。私にとっては「公園」、「惜日抄」…

モエニューをおぼえていますか 堀川喜八郎詩集

1999年10月、燎原社から刊行された堀川喜八郎(1922~2011)の第6詩集。表紙は小林孝夫。 第二次大戦の終戦後にたどりついた、ビルマ東南部のゼマト工で、わたしは村の人達から「マスター」と呼ばれるのに抵抗感があった。そこで、モエニューと呼んで貰うこ…

土地 堀川喜八郎詩集

2002年7月、燎原社から刊行された堀川喜八郎(1922~2011)の第8詩集。 目次 ・土地 土地 末裔たち 緑の木陰 新世紀 電話 生を問う 小鳥の死 入院 黙考図 虫たちの夜 はかりごと つままれ譚 焚き火 ボトル 神 軽い話 ・懐かしい記憶の森 帰郷 酔って候 残り…

歌の詩集 風のうた 堀川喜八郎詩集

2005年2月、燎原社から刊行された堀川喜八郎(1922~2011)の第10詩集。 目次 風のうた(作曲・瀧本泰三) 小さな夢(作曲・岩代俊二) 森のぶらんこ(作曲・宮田武久) 海のむこうの海ぼうず(作曲・瀧本泰三) 夜明けのマーチ(作曲・瀧本泰三) 秋の町で(作曲・藤枝…

恥ずかしい夏 堀川喜八郎詩集

2005年3月、燎原社から刊行された堀川喜八郎(1922~2011)の第11詩集。 目次 Ⅰ 葡萄 人間都市 未来都市 残り火 飛ぶまえに 序説 地球の朝 飛翔 冷たい料理 熱い茶 沈黙のときに 予定 柿を食う 海の信号 太陽と海 Ⅱ いのしし村 親しい数字 退職 祭りの夏 虫…

幻の農夫 堀川喜八郎詩集

2005年3月、燎原社から刊行された堀川喜八郎(1922~2011)の第12詩集。 目次 Ⅰ いかにも 猫 バス停にて あらしのまえ あらしのあと 投網 つぐみ 文明と破壊 蝶 貧しい神 幻の農夫1 ツルラン 銀杏 山 蛇 モズ(百舌) 居酒屋 幻の農夫2 草採り 剪定 荷物 月…

立ち話 堀川喜八郎詩集

2005年3月、燎原社から刊行された堀川喜八郎(1922~2011)の第13詩集。 目次 Ⅰ 荒野 蛾 器のなか 病める犬 待つ姿勢 水のない川 背骨のうた 幻燈 通町筋 蝉 小犬の死 春 番犬 夜明け 晩めし 海 秋がきて 焼け死んだ馬 呼びに来たら逃げるか 脱出 Ⅱ 飼育 石…