野木京子
2018年9月、思潮社から刊行された野木京子(1957~)の第5詩集。装幀・組版は稲川方人。 目次 ウラガワノセイカツ 大きな木とどこにもない空 葉脈の時間 声の水面――新井豊美さんへ 傍らの海 木馬 渦のもの 声のひび割れ 紙の扉 境界 貝殻の風 鏡の空と幻獣 …
2013年6月、思潮社から刊行された野木京子の第2詩集。装幀は稲川方人。題字は宇田川新聞。 宇宙を構成する塵のようなものが地上だけではなく、天上世界をも、地下世界をも渦状粒子のように激しく動き回っている。そこに、いなくなったもの、ここに不在のもの…
2006年9月、思潮社から刊行された野木京子(1957~)の第3詩集。造本は稲川方人(1949~)。第57回H氏賞受賞作。 失ってしまったなにかを呼び戻すために詩を書いているのだと思っていたが、ほんとうは、失うために書いているのではないだろうか。じょうずに…