蔵原伸二郎
1964年6月、詩誌「陽炎」発行所から刊行された蔵原伸二郎の第6詩集。 この詩集「岩魚」には私の五番目の詩集「乾いた道」以後の作品の中から約三十篇を集めた。その他二篇を既刊詩集から再録し、「崑崙」「砂漠」「山道」「貝塚」の四篇は選集や文学全集など…
1950年8月、梧桐書院から刊行された蔵原伸二郎の中学・高校生向け詩人論集。装幀は恩地孝四郎。 明治初年に西洋風な詩の形が日本語に移しうえられてから、約六、七十年の月日が流れている。當時は新體詩と呼ばれていたが、それが現代詩(日本詩)となつて今日…
1965年12月、詩誌『陽炎』発行所から刊行された蔵原伸二郎(1899~1965)の遺稿詩集。第16回読売文学賞受賞作品の定本。附録栞は「蔵原伸二郎との交遊」(青柳瑞穂)、「まことの詩について」(浅野晃)、「日本的回帰貫いた蔵原」(安東次男)、「蔵原伸二…