長嶋南子

失語 長嶋南子詩集

1991年5月、青磁社から刊行された長嶋南子(1943~)の第2詩集。装幀は野島芳文。 目次 失語 習性 愛情 真夜中に 重石 潮時 絡まっている 雨降りなので 秋雨 ポカン 居場所 紙魚 佇っている 車内での認識 観られていた 差している 終電車が行ってしまって 猫…

猫笑う 長嶋南子詩集

2009年9月、思潮社から刊行された長嶋南子の第4詩集。 仕事を辞めた。四十年近く働いてきて、身についたも のは早寝早起き早食いだった。これからは遅寝遅起き遅食いにする。 仕事をしているあいだに、家族が増えて減って振りだしに戻り、いまやサンデーまい…

家があった 長嶋南子詩集

2018年8月、空とぶキリン社から刊行された長嶋南子の第6詩集。表紙・扉得絵は宇田川新聞。 目はかすみ歯が欠け、内臓は製糖工場になりおまけに石持ちになった。初体験ばかりで新鮮な毎日を過ごしている。 脳の言うことばかり聞いてきたが、このごろ身体の言…

あんパン日記 長嶋南子詩集

1997年10月、夢人館から刊行された長嶋南子の第3詩集。 某月某日 あんパン二ケ あんドーナッツ二ケ 甘い卵焼き三片 バナナ一本 肉だんご六ケ プリン一ケ きんつばサブレ少々 男は年をとって食が細くなってきている。食欲がなくなっても食べられるものがある…

花は散るもの人は死ぬもの 長嶋南子

2016年9月、花神社から刊行された長嶋南子による女性詩人論。表紙絵はゾンネンシュターン(1892~1982)「シェーンヴェルシア」。 いつ死んでもおかしくない年ごろになった。時間が早く過ぎていくのでオロオロするばかりだ。死んだらすぐ忘れられる現代であ…