北川透

海の古文書 北川透詩集

2011年6月、思潮社から刊行された北川透(1935~)の長篇詩集。装幀は間村俊一。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

荒地論 戦後詩の生成と変容 北川透

1983年7月、思潮社から刊行された北川透(1935~)の評論集。装幀は高麗隆彦。 目次 Ⅰ 政治的共同性を騙る者たち Ⅱ〈荒地〉の文明批評的性格をめぐって Ⅲ民衆とは誰のことか Ⅳ《伝統の欠如》について Ⅴ経験の意味 Ⅵ戦争責任論の位相――吉本隆明の出現 Ⅶ終末観…

現代詩前線 1980~1983 北川透

1984年5月、小沢書店から刊行された北川透(1935~)の評論集。装画は原健。 目次 Ⅰ 一九八〇年 現実概念の多層性 〈騙る>主体の挑発力 戦後詩の複相的広がり 迷宮をはらむ詩 新しい現実の構成へ向かう 〈病いの位置> の方法化 不幸の建設に飢えている 無垢…

闇のアラベスク 北川透詩集

1971年2月、あんかるわ叢書刊行会から刊行された北川透の詩集。あんかるわ叢書5。 目次 反アラベスク 魚の橋 朝の地図 視えない星 わが故郷よ 風景論 幻野の渇き魚の橋――異稿 華やぐ魚 闇の球盈つ 遠くからおまえが…… 蝶あるいは優しい時 蝶あるいは夕暮れの…

窯変論 アフォリズムの稽古 北川透詩集

2008年10月、思潮社から刊行された北川透(1935~)の詩集。装画・装幀は毛利一枝。 目次 白い浴槽の中の花嫁 それについて 窯変論 洎夫藍鏡、あるいは、糸狂い 救援隊 折れ曲がった耳 のにのに坂 波打ち際 うごめく意匠 最近における周辺生物の観察 仮面劇 …

詩と時代の水際へ  北川透全対話

1987年8月、風琳堂から刊行された北川透(1935~)の対談集。装幀は杉浦イッコウ(1946~)。 わたしが詩のジャーナリズムで、最初に鼎談の機会を与えられたのは、いまからちょうど二十年ほど前だった。しかし、この鼎談において、わたしの発言は対話者の一…

情死以後 北川透詩集

1981年10月、アトリエ出版企画から刊行された北川透(1935~)の第5詩集。装画は久田治男、制作は板倉道子。 目次 風媒火片 氷雨――神谷一郎に 誰かが呼んでいる 天国 病める木 浦という男 海猫 穴水 造花の地方 挽歌一九七八 せめてその額を 水母のいる風景 …

詩論集・詩的弾道――同時代覚書・下 北川透評論集

1979年8月、思潮社から刊行された北川透(1935~)の評論集。写真は森山大道(1938~)、装幀は三嶋典東(1948~2012)。 本書は、【現代詩手帖】一九七六年四月号から、一九七九年四月号まで、三年間二十回にわたって断続的に連載した「詩と批評の闇渠(同…

詩論集・詩的火線――同時代覚書・上 北川透

1979年6月、思潮社から刊行された北川透(1935~)の評論集。写真は森山大道(1938~)、装幀は三嶋典東(1948~2012)。 *本書に収めた評論は、【現代詩手帖】一九七六年四月号から、一九七九年四月号までの三年問に、二十回にわたって断続的に連載した「…

未明の構想 北川透評論集

1982年10月、白地社から刊行された北川透(1935~)の第13評論集。カバー装画は倉本修。 「一九六八年詩誌評」は、〈大学闘争〉で、社会が揺れだす時期の、『現代詩手帖』一年間の時評である。時代的な流れに引きずられて、いまから読むと恥ずかしいようなこ…

詩的レトリック入門 北川透評論集

1993年5月、思潮社から刊行された北川透(1935~)の第22評論集。 本書は「思いつき詩的表現論」というタイトルで「現代詩手帖」一九八七年十一月号から、一九八九年五月まで、十二回にわたって書いた連載評論を、全面的に加筆・修正して成立したものである…

反河のはじまり 北川透詩集

1974年7月、思潮社から刊行された北川透(1935~)の第3詩集。 これは『眼の韻律』『闇のアラベスク』につぐわたしの第三番目の詩集である。主として一九七二年と一九七三年を中心にその前後に書いたものを含んだ二四篇が収められている。その中の幾篇かは詩…