2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

青春回想断片 船水清

1990年9月、緑の笛豆本の会から刊行された船水清(1914~2003)の随筆集(上下巻)。緑の笛豆本第66期263集、264集。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

幻夢の背泳 谷川雁

1995年3月、河出書房新社から刊行された谷川雁(1923~1995)のエッセイ集。装画は山口啓介「千の高原」、装幀は菊地信義。 目次 大消滅・小消滅 東アジア黄藍戦争 手作り「細胞一神教」 大口真神(おおかみ)を待ちながら NDLで検索Amazonで検索日本の古本…

モザイク 京陽出美詩集

1970年1月、地帯社から刊行された京陽出美の詩集。銀河詩手帖6号別冊。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

人間街 室生犀星

1946年5月、南北書園から刊行された室生犀星(1989~1962)の長編小説。1935年発表の『復讐』(竹村書房)と同一内容。 目次 意馬心猿の徒 無賴な學問 衞子 惡い兄弟 繭子 穴 鐵の鎚 贈物 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

東井義雄詩集

1989年3月、探求社から刊行された東井義雄(1912~1991)の詩集。著者は教育者、住職。 私は、五十五年間、教員を勤めさせてもらってきた。その間、めぐりあってきた子どもや学生たちに、「わたしたちが、感じたり思ったり考えたりしたことは、わたしたちの…

幼年第二集

1950年6月、西荻書店から刊行されたアンソロジー。 目次 故郷のともしび 坪田譲治 小便小僧 上林暁 盗影 丸山薫 あこがれ 寺原秀雄 孤児の夢 與田準一 夕べの花 真鍋呉夫 母の手 檀一雄 澄む 瀧井孝作 幼年時代 古谷綱武 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋…

乾いた樹氷 雨宮淳三詩集

1985年9月、茗渓堂から刊行された雨宮淳三(1924~2001)の詩集。扉版画は川上澄生。著者は宇都宮生まれ、刊行時の職業は鹿児島大学教授。 目次 ・流氷 肌寒しゃろ火山礫の高原は ゆがんだ柏の木がゆれている もう幾度窓ガラスをふいたことなのか 潮風に 灰…

亜米利加國参上 圓子哲雄詩集

2001年11月、朔社から刊行された圓子哲雄(1930~)の第9詩集。朔叢書第11集。刊行時の著者の住所は八戸市。 一度だけの海外へ、それも十六日間と言う亜米利加國(アメリカ)への小さな旅だった。二十五年が経った。今年の正月、発心してこれまで頭から離れ…

山の詩集 続わが山々の歌 前田鐵之助詩集

1959年9月、朋文堂から刊行された前田鐵之助(1896~1977)の詩集。 目次 山岳景環 白峯北岳の頂で・(昭和三十二年一月三日作) 原始林の一夜・(昭和三十二年七月二十日作) 朝・(昭和三十三年九月十五日作) 広河原で・(昭和三十一年六月八日作) 劔岳…

山犬 小島みどり詩集

2001年11月、湯川書房から刊行された小島みどりの詩集。装本は加川邦章。 目次 山犬 見えない水 螢 道連れ 半分 雪 花開く 桜よ 恋 風 愛していると言うと 嵐 渦 水の記憶 熟柿 男よ 船 夢 根こそぎ 約束 伝えたいこと 夢のかけら 夜道 赤い靴 見世物 花火 …

心を閉ざす 佐々木英明詩集

1997年9月、詩人舎から刊行された佐々木英明の詩集。著者自装。著者は寺山修司記念館館長。映画「書を捨てよ町へ出よう」で主演。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

バッコスの唄 川端進詩集

2014年9月、花梨社から刊行された川端進(1940~)の第4詩集。Pocket poets series no. 4。付録栞は中上哲夫「精神と形式 川端進のソネット」。著者は松阪市生まれ。 目次 Ⅰ 釣り男の一日の始まり 清福 山女に鶯 ギブミイ 釣り道楽 釣りって残酷だね 釣り人…

緑の時間 曽我部昭美詩集

2000年9月、叢生詩社から刊行された曽我部昭美の詩集。著者は愛媛県生まれ、刊行時の住所は和歌山県日高郡。 目次 1 働き ママコノシリヌグイ 黄金の山 合歓の花 準備 嗤えない話 裏返す 距離 いとなみ 声 2 生きる意味 解き放す 待つ 透ける 音 色 つまみ…

遥かな森 森野満之詩集

1989年12月、檸檬社から刊行された森野満之(1945~)の第4詩集。現代日本詩人叢書10。著者は旧満州国長春生まれ。刊行時の職業は麻布学園教諭。 目次 <第一章> 鶏 犬 馬 熊 豚 鹿 兎 栗鼠 鳶 蛇 <第二章> お言葉 化け物の話 民族 鏡 柱 舌 歌合戦 <第…

水の時間 曽我部昭美詩集

1994年4月、鳥語社から刊行された曽我部昭美の詩集。装画は松崎楡子。著者は愛媛県生まれ、刊行時の住所は和歌山県日高郡。 目次 1 罠 わが潭 陽炎 珠 風 青い涙 その色 水の時間 影 落とし物 疑似体験 時間の余香 いのちと意志 2 水への飛翔 石を飛ぶ 赤…

所在 前本英昭詩集

1993年4月、詩学社から刊行された前本英昭(1942~)の詩集。装幀は北見俊一。著者は横浜市生まれ、刊行時の住所は神奈川県愛甲郡。 目次 睡蓮 空 乳房 手紙 鏡 昨日 思い出 所在 箸 助言 歯 蟬 秋 鍵 雨 器 指輪 男 食卓 手 女 風 時計 思えば 洗濯 合唱 新…

迷彩 荻悦子詩集

1990年7月、花神社から刊行された荻悦子(1948~)の第3詩集。装幀は熊谷博人。著者は和歌山県生まれ、刊行時の住所は相模原市。 目次 鳩 コンスタンス 空模様 回廊 果物 フェンス 笛の子 南風 環礁を越えて 門標 タマリス 冷たい朝 中空 シャーシ 誕生月 母…

青空 下社裕基詩集

1992年12月、あざみ書房から刊行された下社裕基(1961~)の詩集。刊行時の著者の住所は三重県度会郡。 目次 鬼の階段 ステゴ もの憂い子供たちのブルース 鳥羽 ラクダ 夜の歌 星 ホタル 山モモの木 やさしい映画 青空 匂い ぬれたくちびる 熱情 放浪と悪魔 …

シングル・セル 増田みず子

1986年7月、福武書店から刊行された増田みず子(1948~)の長編小説。装幀は菊地信義。第14回泉鏡花文学賞受賞作品。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

午後の坂道 木全功子詩集

1991年9月、現代詩工房から刊行された木全功子の詩集。著者は松本市生まれ、刊行時の住所は春日部市。 私の人生も午後にさしかかり、さびしいと思うようになった。暮れなずむ夏空のように、長寿であった両親が相次いで落日をむかえ、私の帰る場所はもうない…

麦笛 増田みず子

1981年10月、福武書店から刊行された増田みず子(1948~)の長編小説。装画は中西夏之、装幀は菊地信義。付録栞は河野多恵子/増田みず子対談「『麦笛』をめぐって」。第4回野間文芸新人賞候補作品。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

雲子 徳永遊詩集

1996年11月、アスタリスクから刊行された徳永遊の第1詩集。著者の刊行時の住所は守山市。 目次 ・雲子 雲子 平成四年の女の子 夢みたいな話 さわ子に乗って行く 夏の終り さくら湯 秋の草 ・母の顔に般若が居る 母の顔に般若が居る 母は 母は独り衣更をする …

山妣さがし 板倉道子詩集

2014年2月、砂子屋書房から刊行された板倉道子(1954~)の詩集。カバーは磯江毅「子供」。装幀は倉本修。著者は砂子屋書房社主の田村雅之の妻。 目次 Ⅰ 約束 銭湯行き みなみなき鳥 ベンチ ファミリー おばあさんになる日 あらわれる ままずはんど 山妣さが…

臍 星野洋輝詩文

1995年3月、あざみ書房から刊行された星野洋輝の詩文集。カバー紹介文は粕谷栄市と国峰照子。刊行時の著者の職業は国領の「熊王ラーメン」オーナー。 目次 タバコとかコシマキとか 桜 悪い句 豆腐 気配り 旅情 シンドバッド石油 白鷺 人喰虎 皮の財布 Innoce…

崩れゆく走行の哀歌 泉谷栄

1978年12月、沖積舎から刊行された泉谷栄(1941~)の評論集。装幀は谷川晃一。 目次 眼の寓話 眼の文法 生きられる空間へ 感覚空間・その発出と帰還 透明なる混沌の幻像 詩論の試論 生きの証し NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

体温 藤本敦子詩集

2000年11月、花神社から刊行された藤本敦子(1945~)の第2詩集。装幀は熊谷博人。著者は宮古市生まれ、刊行時の住所は千葉市。 作品は、『ラ・メール』『サンケイ朝の詩』『渚の午後』『かもめ』等に発表したものの中からと、書き下ろしを五篇加えました。 …

かわほりさん 海埜今日子詩集

2014年9月、砂子屋書房から刊行された海埜今日子の第5詩集。装画は天久髙広。著者は東京生まれ、刊行時の住所は世田谷区。 目次 非時香果(ときじくのかくのこのみ) 貝殻草/貝殻骨 骨灰(こつばい/こっかい)を 瞬く国の物語 くものさかなともりのりゅう …

北にある窓 小西たか子詩集

1990年7月、花神社から刊行された小西たか子(1937~)の第3詩集。著者は姫路市生まれ、刊行時の住所は姫路市。 目次 1 鳥かげ 花の在りよう 距り 三月の朝 夜寒 しらさぎ 水平線 波 海 撹拌 石仏 北にある窓 2 メロン 舟の上 魚 水もよう かたつむり グラ…

白蟻電車 清水鱗造詩集

1984年7月、十一月舎から刊行された清水鱗造(1950~)の第2詩集。著者は静岡県田方郡生まれ、刊行時の住所は世田谷区弦巻。 目次 床屋横町 白蟻電車 かたまり 渦群 麟翅目 密室 白子の肖像 のど 下水の顔 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオク…

野のまわり 小西たか子詩集

1981年5月、野火の会から刊行された小西たか子(1937~)の第1詩集。装幀は高田敏子、装画は前田和佳子。野火叢書89。著者は姫路市生まれ、刊行時の住所は姫路市。 小西たか子さんは、「野火」に入られて十余年になられ、作品や休みなく書きつづけて来られま…