福井桂子
2005年11月、書肆山田から刊行された福井桂子(1935~2007)の第7詩集。装画はカイカワカイ。著者は八戸市生まれ、三木卓の妻。 はじめて詩集を出した時は、この一冊で、充分楽しく満足でした。けれども、そののち、三冊の詩集が必要であると思うようになり…
1982年10月、れんが書房新社から刊行された福井桂子(1935~2007)の第3詩集。ブックデザインは宮園洋。 目次 ・沖の方へ 1 スラヴ風ケルト風の歌 2 さわぎく 3 沖の方へ 4 番屋 ・黒雲 1 スゲ草の歌 2 自然児 3 黒雲 4 狂熱の書をしらず 5 少年伝令 6 雷神…
1972年6月、思潮社から刊行された福井桂子(1935~2007)の第2詩集。装幀は広瀬郁、写真は宮崎皓一。 目次 一・さすらう 二・二つの家 三・吹雪の日には…… 四・屋根の男 五・アイスランドの子もり歌 六・かげろうの記 七・水夫の妻 八・美しい林 九・月の車 …
1992年12月、れんが書房新社から刊行された福井桂子の第5詩集。ブックデザインは宮園洋(百鬼界)。 ためらいつつ、これら貧しい詩作品の二二編を、私は差しだします。これらは、私の日々のなぐり書きまたはメモのようなもの、かもしれないと思ったりもしま…
1969年11月、思潮社から刊行された福井桂子の第1詩集。福井は三木卓の妻。 わたしたちのひとしく生を受けているこの時代に、もしもわたし自身の感受していることを完璧に表現しおおす詩、詩人をもつことができるなら、怠惰なわたしはけっして自分で詩を書こ…