泉谷明
1972年4月、津軽書房から刊行された泉谷明(1938~2020)の詩集。カットは泉谷三男。 この本は、今までに出した二冊の詩集、『噴きあげる熱い桃色の鳥』(一九六六年津軽書房)『ぼくら生存のひらひら』(一九六八年津軽書房)を一冊にまとめたものです。 生きて…
2006年8月、路上社から刊行された泉谷明(1938~2020)の第13詩集。装画は橋本尚恣。著者は青森県生まれ、刊行時の著者の住所は弘前市栄町。 目次 迷ってます 夏のいちばん暑い日に すわっています そんなことではない ころがって 風ささやかです それでは …
2013年5月、路上社から刊行された泉谷明(1938~2020)の第15詩集。著者は青森県生まれ、刊行時の著者の住所は弘前市栄町。 目次 ふぶきです いい天気 おおお 深夜に 朝でして ここまで のかのかと なにか どこまでも 月が出ています ちがいます あちらが 空…
1979年8月、沖積舎から刊行された泉谷明(1938~)の第6詩集。 目次 おそい朝小屋を出た晴れ秋 ラジオを聴いたそれでも生きた あなたのいる場所へ ほころびに風いれて ぐわんとやって 急行きたぐにに乗ったって頭痛はつづいている 帆は風でいっぱいだ 誰がな…