吉野弘
1971年7月、葡萄社から刊行された吉野弘(1926~2014)の第4詩集。装幀は平野甲賀。著者は酒田市生まれ。 詩集や詩誌を「あとがき」から読むという人が、意外に多いようだ。私なども、その一人なので、本来ならば、そういう読者の期待におこたえしなければな…
1981年1月、思潮社から刊行された吉野弘の評論集。装画はながたはるみ。 目次 Ⅰ 初心所望 夢二題 中年寂零 愛する 紐 鉄と錆 力と神さま 弱さを自ら認めれば 沈丁華の匂い 「二月」の詩 蚕と繭 樹木 闇と花 雀・鳩 蛾・甲虫 時候・御中 潮騒・街騒・?騒 蜜…
1980年12月、思潮社から刊行された吉野弘(1926~2014)の評論集。挿画はながたはるみ。 三十三篇の文章を小著に収めました。この中では一九五九年に書いた一篇(「詩とプロパガンダ」)が最も古く、以下、六〇年代が八篇、七〇年代が二十四篇となっています…
1992年1月、花神社から刊行された吉野弘(1926~2014)の第11詩集。 本書は、前詩集『自然渋滞』(一九八九年八月・花神社)に次ぐ詩集で、単行詩集としては十二冊目、総合詩集を含めれば十六冊目に当ります。 本書には、前詩集以後、最近までに書いた五十余…
1977年、サンリオから発行された吉野弘(1926~2014)と池田勝彦の詩画集。 美しい絵のある詩集、コンパクトでハンディで、若い人たちに読んでもらえそうな一冊の詩集――そういう本をつくってみたいなとかねがね思っていましたが、池田勝彦さんのすてきな絵に…